昨日は、2度の感激の有る1日 でした。●1回目の感激●ふと棚を整理していたら単行本の藤沢周平の「蝉しぐれ」を見つけました。 思えば、4年前に読んことが有って、今回読めば2回目になります。 私は本や新聞は、古い場合でもよく何回も読み返す癖があるのです。 読み返すことで気が付かなかった事に気が付くからです。 内容の細部の描写は忘れていたが、新鮮な思いでページをめくった。下級武士の「牧文四郎」と幼馴染の 「ふく」との淡い思いを中心に体制に翻弄されながら、強く生き抜いていく。opop7976.hatenablog.com これぞ藤澤文学の王道を見た思いで描写が忘れられない1冊となっています。淡々と記述…