ジャイアンこと剛田武が持っている、歌と同じくらいに傍迷惑な趣味の一つ、料理*1。その代表として挙げられるメニューが「ジャイアンシチュー」である。
「ドラえもん」13巻に収録されている「ジャイアンシチュー」において初登場。
広く趣味を持つ為に「ジャイアン料理研究会」を結成したジャイアンが「ひき肉、塩辛、たくあん、イチゴジャム、煮干し、大福、その他色々」を材料として作ったクリームシチューとも鍋ともつかない「ドローリ」とした料理。
41巻に収録されている「恐怖のディナーショー」においては、食材に「ジャムとたくあんとセミのぬけがら」を加え、味噌で味をととのえている。その際、剛田家の飼い犬・ムクや近くにいた小動物は、あまりの悪臭に気絶し、妹のジャイ子もマスクを付けて訪問者に応対していた。その後、ジャイアン自ら試食して意識を失うという結果になっている。
ちなみに、雑誌「ぼく、ドラえもん。」8号(特集「WE LOVE 剛田武!!」)では、芸能界でも料理上手で知られる木村祐一氏がジャイアンシチューを製作したが、材料と味を調えて美味しそうなビーフシチューに仕上がっていた。
*1:ちなみにスネ夫はハイキングでジャイアンの作った料理を食べて吐いたことがあるらしい