『何らかの善を心のうちに持たない悪人はなく、何らかの悪を心のうちに持たない善人もない。 ジョセフ・アディソン』 人間には、良心があるとくり返し記していますが、その一面を説明しているフレーズですね。 人の迷いが生じるのは、この要素ではないかと考えています。 悪事に加担しかけている自分にストップをかけたり、大切な誰かの悪事をいのちをかけて止めようとしたりするのも、これなのでしょうね。 「罪滅ぼし」という言い回しにも、後ろめたさを軽減したい願望が垣間見えます。 『英国人名事典』の形容によれば、「アディソンは高潔な品性、謙虚な性格、優しい気質により多くのパトロンから指示され、文壇にも多くの友人がいた」…