「〈特集上映〉ジョン・カサヴェテス レトロスペク ティブ リプリーズ」が全国順次公開されている。 www.zaziefilms.com 「インディペンデント映画」の父と称され、現代映画に多大な影響を与え続けた映画作家、ジョン・カサヴェテス。 今回のレトロスペクティヴでは『アメリカの影』(1959)、『フェイシズ』(1968)、『こわれゆく女』(1974)、『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』(1976)、『オープニング・ナイト』(1977)、『ラヴ・ストリームス』(1984)の6作品が上映される。今回はその中から、『こわれゆく女』を取り上げたい。 『こわれゆく女』はカサヴェテス、ジーナ・ローラ…