今回は精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』を参考にしています。愛着は、人が生きていく上で、子どもを育てる上で必要不可欠なものです。 今回と次回で愛着の発見の歴史についてを触れ、なぜ愛着が大切なのかを学んでいきたいと思います。 安心感の拠り所『愛着対象(安全基地)』が、探索活動を活発にする 子どもは、安心安全を感じることができる養育者(愛着対象、安全基地)がいてくれるおかげで、不安や危険を感じたに守ってもらえると思うことができます。 いつでも守ってもらうことができると言う安心感が、探索活動を活発にさせます。探索活動とは、例えば見たことのないものに近づいて触ってみたり…