愛着

極めて私的な話であるが、つい最近、自宅の洗面所に、モノを置く棚を新たに造り付けた。ただし、「棚を造り付けた」とエラそうに言っただけで、実際は、ホームセンターで販売されている、組み立て式の突っ張り棒タイプの棚を買ってきて組み付けただけのことである。 それでも、なんとか問題なく組み立て、組み付けることができ、正常に機能していることを確認できて嬉しい限りである。そんなことが嬉しいか？誰でも、普通に組み立てることができれば正常に機能することなど当然ではないか？！と思う諸兄姉も多いのではないかとは思う。 何が言いたいか？それは、どんな些細なことであっても、基本、 Amazon.co.jp: つれづれ雑ぐ…

今日のセッションで、あるクライアントさんと話していて、改めて気づかされたことがあります。 私たちの脳の仕組みは、「うまくいかなかった時の記憶（ネガテイブ）」にはとても敏感です。けれど、それは当然！なぜなら、そこには「安心・安全」がなかったからです。 心や身体がサバイバルモードに入って、「次は気をつけろ！」と全力で学習しようとするからです。だからこそ、その時のシーンや感情は、強く、深く、私たちの中に刻み込まれてしまうのです。 でも、じゃあ「うまくいった時」の自分の環境ことは？ちゃんと覚えていますか？ たとえば――人間関係の中で、あなたが「心から安心して過ごせた瞬間」は、どんな状況だったでしょうか…

服は意外と長持ちする。 普段着は ユニクロのジーパンや綿パンが多いのですが 本当にしっかり作ってあるのでしょう( ´∀｀ ) クタクタ感はあるものの わたしゃ、まだまだ現役じゃ！ と 捨てようにはもったいない しかし着るには少しくたびれている・・・ 母は家で着るだけなのだから(-_-;) と言われ 尚更 限界まで着てやらねば と、 長年苦楽を共にした服。 変な情も湧く。 着心地もいいし 着ている分には気を使わなくていい 言い方を平たくすると 楽なんですね 着てて楽。 だから 普段着に手を出しては ゆる～く着ています 新しい服は それだけで気を遣う 汚すのではないか？ 似合わないのではないか？ …

「腹を痛めて産むからこそ愛着がわき、立派な親になれる」と言われた。 最近はかなり減ってきたが、以前はそんな話を耳にすることがあった。

先々週だったか、金曜ロードショーで『君たちはどう生きるか』がオンエアされましたね。ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。ちなみに、私は初見でした。 個人的に映画館で映画を見ることがあまり得意ではないため（大きな効果音と、知らない方が唾をのみ込む音さえ聞こえてしまうほど、近しく隣り合って座らねばならない環境にザワザワしちゃって＾＾；）、リアルタイムで流行りの映画を見ることは、ほぼありません。アマプラさんありがとう！金曜ロードショーさん、ありがとう！なのです。 公開された当時、（良い意味でも、そうでない意味でも）いろいろな批評が湧いた映画だった・・という情報は小耳に挟んでいました。PM２１時、…

今週もセッションと共に始まりました。明日は撮影で１日屋外、間にベリーダンスのレッスンが入り、再びセッション日・・そして週末には、楽しみにしていた療育整体の講座が入っており、頭の中では１週間のロードマップが既に完成したかのよう・・。できるだけ丁寧に過ごしていきたいと思っています。 このところSNSをはじめとする”オンラインごと”から意識的に距離をとって、隙間時間に集中して本を読むようにしています。先日、たまたま巡り合えた本があり、一気に引き込まれるようにして読了しました。その本がこちら・・・ センスの哲学 (文春e-book) 作者:千葉 雅也 文藝春秋 Amazon 所謂”タイトル買い”で手に…

昨日は「好き・嫌い」とは別のレイヤーにあるつながりー「愛着」 metromonk.tokyo について述べました。 今回はこの愛着という名のつながりについて、さまざまな角度から掘り下げてみます。 1. 脳科学・心理学からの視点：報酬系のトラップ 2. 文化・社会的な視点：縁という呪い 3. 依存と共依存の視点：感情のギャップ 4. 時間の力・慣れ：長くいると、嫌いですら愛おしくなる 結論 1. 脳科学・心理学からの視点：報酬系のトラップ 人間の脳は、単に「快・不快」で動いているわけではなく、むしろ、「予測がつく」「慣れている」ことを優先する傾向がある。 たとえ相手との関係にストレスが多くても、…