はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と八十九 「イヤナモノハ イヤナンダ ト イエナインダ」 「けれど、けれどだ」 ん? 「会社の上司なら、まだ、手の打ちようもあるかもしれないが、ソレが、国、だとしたら、どうだ」 んん? 「遵法精神など微塵もない保身の塊のような国家だとしたらだ」 ん、んん~。 「遵法精神など微塵もないから法そのものに手を付け都合のいいモノに変えてしまうだろうし、ナンやカンやとエラそうに宣ってはいるが、結局は己が大事、保身の塊なわけだから、弱きピーポーたちの身になって、なんて、まず、考えねえだろうしな」 ん、んんん~。 会社だって、そう簡単には逃げ出せないのに、ソレが国ともな…