St.Louis CARDINALS
野球チーム。MLBナ・リーグ中地区所属。
1876年にクリーブランド・ブルースとして発足し、ナショナルリーグ加盟。
翌年にはナショナルリーグ脱退。セントルイスに移転し、球団名をセントルイス・ブラウンズに変更。
1892年にブラウンズとしてナ・リーグに再加盟。
サイ・ヤングらクリーブランド・スパイダーズの選手を受け入れ、1899年、球団名をセントルイス・パーフェクトス、その翌年カージナルスに変更し現在に至る。
地区優勝9回、リーグ優勝17回、ワールドシリーズ優勝10回。*1。
戦前はロジャース・ホーンスビー、ディジー・ディーンらが在籍し、最初の黄金期を築く。
1940年代から1950年代にかけて、スタン・ミュージアルを中心に第2期黄金時代を築く。レッド・シェーンディーンスト、イノス・スローターらの名選手を擁した。
1960年代はシェーンディーンストが監督としてチームを率い、大投手ボブ・ギブソン、スティーブ・カールトンをはじめ、俊足のルー・ブロック、巧打者ケン・ボイヤー、カート・フラッド、フリアン・ハビエルらの活躍で1964年、1967年と2度のワールドシリーズ制覇を果たし、第3期黄金時代を築く。
1970年代、捕手テッド・シモンズ、キース・ヘルナンデスが台頭。
1980年代はオジー・スミスやボブ・フォーシュ、ブルース・スーター、ウィリー・マギーの活躍で強豪復活し、1982年、1988年とワールドシリーズを制覇。
1990年代はトッド・ジールやレイ・ランクフォード、ブライアン・ジョーダンが在籍し活躍。
1999年、マーク・マグワイアが年間70本塁打の記録を達成したことで話題に。
2006年、ワールドシリーズ10度目の制覇を果たす。
現在はアルバート・プホルスやスコット・ローレン、ジム・エドモンズ、クリス・カーペンターらが在籍している。
日本人選手では田口壮が在籍。
なお、NFLのアリゾナ・カージナルスもセントルイスに本拠地を置いていた1960年代から1980年代にかけて同じチーム名を名乗っていた。
*1:ワールドシリーズ出場・優勝回数はニューヨーク・ヤンキースに次いで2位。