凄い。 凄い本だ。 そして、いいタイトルだと思った。 まずは「恋する惑星」を思い出させる。 それは、香港の重慶大廈(チョンキンマンション)を舞台にした映画であり、この重慶大廈というのは、「深夜特急」でも描かれた、「バックパッカーの聖地」の一つでもある。 そして、「恋するソマリア」では、「剛腕支局長」ハムディの美貌を連想させ、もちろん高野さんが書いているように、女性を連想させるソマリアへの叶わぬ恋でもある。 抜群の面白さ。衝撃的な内容。にもかかわらず、飄々としている高野さんのギャップ。恐ろしいほどの圧倒。読み終って、しばらく動けないほどの衝撃。 この本、もっと有名になっても良いのでは? アマゾン…