トットが通うトモエ学園には いろんな子がいて珍しい子供も通っていたんだ。 中でも彼女のお気に入りがいた。それは学年が同じだがとても頭の良いタイちゃんという小さな博士のような雰囲気の子であった。トットは何とかして彼の気をひこうとするのだが、シニカルな彼はなかなかに手強いのだった。 彼は一日中アルコールランプを灯して実験をしていた。そういうことさえ許されている学校だった! トットは頭の良いタイちゃんに気もそぞろで近寄る。靴はshoes,狐はfox,と教てくれた彼 「あなたって天才ね、マッチも上手に擦れるし、foxなんて知ってるし、あなたって物理学者(physicist)にでもなれるわね!ところでワ…