第一次大戦の屈辱を晴らすべく装甲部隊の創設に力を入れたドイツ軍は、その主力となるIII号戦車を開発し第2次大戦で空軍の支援の下に電撃戦を敢行、ヨーロッパ大陸の大半を手中に収めたのです。このIII号戦車は機動力を重視し革新的技術を取り入れ、乗員の能力を最大限に引き出す乗員5名制を採用、大戦中盤からはやや劣勢になっても優れた運用で戦ったのです。タンクモデリングガイド8ではこの3号戦車を、新キットを中心にして1/35スケールでA型からN型、指揮戦車、潜水戦車の塗装とウェザリングテクニックの紹介に加え、工作ポイントにも触れています。さらに解説記事では「決定版」3号戦車のスッキリ判別法やドイツ軍装甲師団…