妻が教えてくれた東京都立大学のグローバル教養講座「AI時代のデジタル民主主義」で聞いたオードリー・タンの話に興味を持って、Kindle版の「Plutality」を読んでみた。日本語版は5月の発売に向けて準備中で英語版しか選択肢がなく、ペーパーバックを丸善と紀伊国屋書店で探しても見つからなかった。 この書籍は著作権フリーの扱いのようだが、市民参加のプロジェクト体制で進行することで、社会的なムーブメントを意図しているようだ。 "plurality"は中国語で「數位(数位)」だが、オードリー・タンの伝えたいことを的確に表す語ではないようで、四角形を2つ重ねた記号が使われている。その趣旨をざっくりまと…