儀式ってはたから見ると滑稽で、だからこそこの映画がダークコメディとして機能しているのかも。それが強調されるシーンもちゃんとある。なにせある登場人物が失脚したとき、バックでカラスらしき鳥の鳴き声が聞こえますからね。 youtu.be 筋立てとしては、前の教皇がお亡くなりになり、空位となった教皇の座を巡って選挙が行われる。ただそれだけの話なんだけど、ちゃんと面白かったし選挙(コンクラーベ)がよくわからなくても楽しめて、エンタメ映画してました。 人間の最も暗い欲望の「権力欲」が絡んでいるので、ある者は教皇になりたいという欲望をむき出しにしていたりして、まあ結局ただの人間が密室でドロドロとやっているだ…