映画「教皇選挙」を観た。面白いとは聞いていたけどこんなに面白かったのか… おじさんたちが密室でごちゃごちゃ揉めるだけの話かと思いきや、とんでもない。 荘厳で絵画的な映像美とサスペンスな緊張感を煽る音楽が圧巻で、もちろんストーリーも最後までどんでん返しの連続で引き込まれた。 カトリック教会という世界最大派閥に対する挑戦的な示唆も感じて、たいへんに見応えのある映画だった。 あらすじ キリスト教の最大教派、カトリック教会のトップであるローマ教皇が心臓発作で急逝した。首席枢機卿のローレンス(レイフ・ファインズ)は、悲しむ暇もなく次の教皇を決めるための選挙、コンクラーベを執り仕切ることになる。 世界各国…