ディエゴ・カルバ

『バビロン』は、2022年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督と脚本はデイミアン・チャゼル。主演はブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、そしてディエゴ・カルバ・エルナンデス。 ブラッド・ピットが素晴らしいのは当たり前なので、ここではあえて別の二人について。 ディエゴ ・カルバ・ エルナンデス(1992 年 3 月 16 日生まれ)メキシコの俳優。ものすごくよい。必死で有能な青年が、成長してゆく。 マーゴット・ロビー、オーストラリアの女優、映画プロデューサー。写真左側。こちらも、ものすごくよい。 監督・脚本のデイミアン・チャゼルの作風かと思うが、趣味が悪いと感じる人もいるかもしれない。現代の映画の…

封切り二日目。 席数２８４の【CINE5】の入りは四割ほど。 『デイミアン・チャゼル』の新作は観終わって、ああ、これは主に二つのテキストに拠っているのだろうなとの感想。 舞台となるのは「トーキー」の嚆矢とされる〔ジャズ・シンガー（1927年）〕が公開された前後数年間の「ハリウッド」。 その前では名を売った多くのスター達が、後ではがらりと様相を変えてしまう。 驚嘆すべき身体性を発揮した『バスター・キートン』はどうなったか。本作でも名前だけ触れられる『グロリア・スワンソン』が再び陽の目を見るのは〔サンセット大通り（1950年）〕を待たねばならぬ。『グレタ・ガルボ』だけは、変わらぬ輝きを見せていたが…

作品情報 あらすじ 監督情報 キャラクター＜俳優名＞ 感想 長尺だけど落ち着くとこが全然ない(・Д・) あの時代だからこそハマるキャスト 最後に

一条真也です。１０日の夜、この日から公開された映画「バビロン」をシネプレックス小倉のレイトショーで観ました。３時間強の大作ですが、賛否両論で評価は分かれています。わたしは、すごく面白かったです。映画愛に溢れていて深く共感しましたし、夢中で観ているうちにあっという間に時間が過ぎました。ただ、ブログ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で紹介した映画と同様に、映画史の知識があった方が楽しめる作品だとも思いました。 ヤフー映画の「解説」には、こう書かれています。「『セッション』『ラ・ラ・ランド』などのデイミアン・チャゼル監督が、１９２０年代のハリウッド黄金時代の内幕を描いたドラマ。サイレン…