慶應義塾大学には「慶應サイバー文明研究センターCCRC」という文理融合研究機構がある(*1)。今回この機構主催の「医療と健康のDXセミナー~AI前提の健康・医療」というセミナーの開催案内があり、参加することにした。 寒波が来るとの予報があるが、すでに三田キャンパスは桜も咲いて春の雰囲気。ゆっくり坂を上って、会場の北館ホールに行った。リアル参加者は多くない。40~50名ほどだが、オンライン参加者は100名を大きく超えると聞いた。このセミナーは4回目、これまでも医療のDXを支えるための、ロボティクス、データ活用、ビジネスモデルなどについて議論を重ねてきたという。今回はAI時代を前面に出して、各分野…