だいたいにおいて、学ぶというのは、よろこばしいことである。 ―ドクトル・クロコフスキーー *** 大和田俊之というひとの書いた「アメリカ音楽史」を図書館でみつけて借りてきた。似たような興味関心をもっているひとがいるらしい。完全にアカデミックな内容なので、その点はちがうが、こういう本は参考文献がとにかくありがたい。 ひととおり文献をあたるのが当面の目標、これをサウンドから解くのがつぎの目標。ハウツーにまで落としこんで文字に起こすのがその10年後の目標。その過程で自分のプレースタイルを確立する。 こういうのも、プレーヤー兼学者のようなひとがいて、すでになされているようである。ボブ・ブロズマンなどが…