TV撮影用に使用されるスティック状の練りおしろい。グリースペイントとも呼ばれる。
基本的に油性であるが、市販のフェイスペイント用に水性のものも見られる。
ドイツの“Dohran”社が由来とされていることが多いが、実際はフランスの化粧品メーカー“Dorin”社の商品“バトン・ドーラン”が語源*1であり、Dohranは綴りをドイツ風にした恐らく和製ドイツ語と思われる。
日本では大正時代にヘンリー・小谷監督が映画撮影で女優のメイクに導入したことで、映画などの撮影でメイクに使用されることが多くなった。男性にも使用されることが多い。
バラエティ番組ではコントや罰ゲームなどで白塗りなど変わったメイクをするために使われることが多い。