この作品がフランス映画であれば、「さすが哲学好きの国民だなあ」と、劇場に行くこともなかっただろうけれど、北アイルランドのベルファストにある、男子だけの小学校が舞台のドキュメンタリーと知り、ユーロスペースにて鑑賞 北アイルランド問題を扱った映画は、これまで一度もスルーしたことはない 「ベルファスト」、「ベルファスト '71」、「父の祈りを」、「ハンガー」等、7-8本は観たと思う 書籍やニュースにも、都度触れてきたけれど、毎回思うのは 「どうして怒りを抑えられないのか」ということ 譲れない理由があったり、身内が被害に遭ったりという事情は理解できるけれど、民間レベルで報復を繰り返すことに、何故限界を…