フィンランドで１９２０年代から導入されている制度。妊娠・出産・子育てと、幾つかのステップを、国家ぐるみで支援するシステムである。
社会生活を営む人間とは，ヒトであり，哺乳類である。フィンランドは，その哺乳類として人類が生殖や成長に伴って必要とされるケアや教育を，社会としてどうサポートするかにフォーカスしている。われわれは，必ず乳児期や幼児期を過ごす。哺乳類には，必然であり，その期間も長い。その弱い時期をどうするか？本書では，子どもやその家族を支える「ネウボラ」という仕組みを紹介する。我が国で，年寄りのことで困ったら，まずは地域包括支援センターへ連絡し，ケアマネさんとの対話が始まるように，フィンランドでは子どもが生まれると「ネウボラ」さんへコンタクトすることになる。我が国の母子保健が役場の保健師さんによる指導的なニュアンス…
先の自民党総裁選の頃から「子ども庁」「こども庁」などと称する新しい庁を立ち上げるという報道をよく見聞きするようになった。 増加する児童虐待に効果的に対応するのが目的かとも思ったが、具体的に何をするのかよく分からなかった。今でもよく分からない。
Yahoo News Japan, 2/20(火) 9:05 「フィンランドの出生率1.26へ激減」子育て支援では子どもは生まれなくなった大きな潮目の変化（荒川和久） - エキスパート - Yahoo!ニュースこのところようやく「少子化を止めるのは無理」という認識が広まってきた。 荒川和久独身研究家／コラムニスト／マーケティングディレクター この話は、もちろん私の感想ではなく、当連載でも何度もお話している通り、統計上の事実であるわけだが、この話は特に政治家にとっては「聞いてはいけない話」なのか、まったく取り上げようとしない。これも何度も言っているが、子育て支援を否定したいのではない。子育て支援…
「渋谷区子育てネウボラ」を視察する岸田首相（左から2人目）＝東京都渋谷区で2022年12月26日（代表撮影） 元連合会長の古賀伸明氏は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。 「出生率が上向いたとしても、出生数の増え方は緩やかにとどまるか下手をすれば減り続ける。流れに任せていては、あらゆる制度や仕組みが危機にひんすることになる。」と語った。 【写真】90歳超えても「60代って言われる」 長寿DNA「きんさん」息子の今 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 今年1月9日、民間有識者による「人口戦略会議」が、人口危機に関する提言「人口ビジョン2100」を発表した。 同日、会議の議長、三村明夫・前日本商工会議所会頭は首相官邸…
このブログも開始から1年を過ぎ、事業も準備から数えてそろそろ1年になります。 わたしが何をしたくて事業を始めて、どこに向かおうとしているのか、今一度言語化して行きます。 【少子化や子育ての課題解決に産後ケアは必要不可欠】 妊娠・出産・産後の時期は、女性の人生の大きな転換期であると同時に、現代の社会構造から孤独を抱えやすく、自死や虐待などの様々な危険性を孕んでいます。 産前・産後の支援を切れ目なく行うため、産後ケアなど公的支援の拡充が急がれていますが、まだまだ認知度は低く、その内容もフィットしたものが少ないのが実情です。 わたしが事業を始めたのは、そんな社会からの要請もありますが、産後に自身がう…
https://ryukyushimpo.jp/hae/entry-1777528.html 沖縄県の子どもの貧困率は約30％と全国一高い。貧困で最も怖いのは、子どもの心と体に障害を残し、時には虐待死を引き起こすことだ。貧困と病気は同じ性質を持ち、かかると苦しい上、治療に費用も時間もかかる。目前の貧困の子どもを救うことも重要だが、同時に病気と同じように貧困そのものの発生を予防することが、貧困撲滅となり子どもの健全育成を守る。 子どもの貧困・虐待予防には出生前からの育児環境を把握し、必要なら早期に支援できる育児支援システムの構築が必須だ。例えば北欧フィンランドでは、子ども一人一人に担当保健師を置…
東京は日本の首都であり、多くの人が暮らす大都市です。東京で子育てをするということは、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか？この記事では、東京で子育てする際に知っておきたいことを、エリアや支援内容、レジャーなどの観点からご紹介します。 東京で子育てするメリットとデメリット 東京で子育てをするメリットは、まず交通の便利さが挙げられます。電車やバスなどの公共交通機関が発達しているので、子どもと一緒に移動する際にも便利です。また、教育や医療などのサービスも充実しており、子どもの成長に必要なものが揃っています。さらに、東京は文化や芸術、スポーツなどのイベントが多く開催されるので、子どもにさま…
福山市について 広島県東部にある福山市は、人口約46万人を有する広島県第二の都市です。瀬戸内海のほぼ真ん中に位置し、穏やかな気候と豊かな自然に囲まれた中核都市。城下町として栄え、新幹線のホームからは福山城が望めます。また、春と秋には、ばら公園をはじめとして、街中でばらの花が咲き誇る「ばらのまち」としても知られています。 【医療体制】 病院・一般診療所が約380施設、歯科診療所が約240施設あり、安心の医療体制を築いています。救急医療とがん診療を中心に高度で専門的な医療を提供する「救命救急センター」、23時までの急病やケガなどに対し応急的治療を行うための「夜間診療所」や、子どもの発達障がいを専門…
coしぶや（渋谷区神南ネウボラ子育て支援センター）をのぞいてきました。 shibuya-city-neuvola.tokyo ネウボラという言葉は詳しくは知らなかったんですが、この解説はわかりやすかったです。 ネウボラとは、フィンランド語で“相談の場”という意味。行政が、妊娠や出産、子育ての支援をする拠点です。日本でいう保健センターのようなものですね。ただ、従来の日本の保健センターと決定的に違うのが、その地区の妊産婦や家族を、妊娠中から子どもが小学校に就学するまで、常駐している同じ保健師が継続して支援するという点です。 大阪市立大学大学院看護学研究科教授の横山先生 www.daiwa.jp c…
ぼんの特性に特徴のあるおともだちについて、会う度にモヤモヤしてネットで調べても本を読んでも解決しないので、子育て相談へ行ってみることにしました。 区の子育て相談は窓口がたくさんあって迷ったんですが、前回話しを聞いてもらって楽になったのでとりあえず子育てネウボラ相談へ。 ちょうど3年前、ぼんと私のコロナストレスが限界だった時に相談したところです。 （今振り返ると反抗期でも何でもなく、ストレスだったと思う） 相談員さんは保健師とか保育士とか色々だそうで、発達について詳しい人でないとわからないかなと思ったんですが、話してるうちに自分の中で考えが整理されるだけでもいいと思い、ペラペラしゃべりました。 …
先々週のことになるが、NHK『国際報道』の酒井美帆キャスターのフィンランド取材を特集していた。 酒井美帆キャスターの物おじしない取材態度がよかった（国際報道より） フィンランドは幸福度ランキングで6年連続世界一。男女平等を示す指数で世界2位、女性の働きやすさで世界3位。 お手本にしたい国である。 2000年に女性ではじめて大統領になったハロネン氏(79)に女性活躍への歩みをインタビューしていたが、興味深いことに、かつてはフィンランドでも、女性は家にいるべきで、子どもを外に預けるなんてとんでもないこととされていたそうだ。現在のような環境を作るまでには大変な努力があったという。 戦後復興に女性の労…
www.nhk.jp] 国際報道 2023 フィンランドシリーズ1女性活躍 実現の背景に何が 初回放送日: 2023年5月10日 ウクライナ・戦勝記念受けての思い▽アセアン首脳会議が開幕▽フィンランド女性活躍 実現の背景には何が▽被災地で活躍！日本生まれ台湾の災害救助犬「Ｓａｔｏ」 女性の社会進出が世界でも進んでいるフィンランド。公共施設では男女共用のトイレもあるなるなど、ジェンダーフリーが急速に進んでいる。国会議員の半数近くは女性で、閣僚を務めながら産休をとった議員も。背景にあるんは子供のケアを一括で支援する「ネウボラ」など女性の社会進出を後押しする仕組みだ。こうした女性活躍を支える社会の仕…
coの食卓 住所：東京都渋谷区宇田川町5-6 渋谷区子育てネウボラ2FTEL：03-6455-3760営業時間：9:00～17:00（火曜は午後休館） 定休日：土曜日、祝日、年末年始全席禁煙アクセス：渋谷駅 A2出口orA3b出口から徒歩約6分 ※上記は2023年5月現在の情報です。最新情報は公式サイト等をご確認ください。 shibuya-city-neuvola.tokyo 【カフェは1人でも利用可】妊娠～育児まで一元サポートする親子のための施設「渋谷区子育てネウボラ」で日替わり定食 昼過ぎの渋谷で行きたかったお店の開店時間に間に合わず、おなかを空かせながら歩いていたら見慣れない建物ができて…
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