[英] Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (略記:MEXT) 文部科学省は、日本の行政機関。略称は「文科省」。 旧文部省及び旧科学技術庁が統合して発足。教育、科学技術、学術、文化、およびスポーツの振興を所管する。 長は文部科学大臣。外局には文化庁・スポーツ庁がある。
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本日は「デジタル教科書」問題の3回目。その後の動きとなります。 以下は1/22付『読売新聞』の記事です。 また、『神奈川新聞(1/22付)』には、1/21の作業部会では、委員から「紙とデジタルそれぞれの利点を十分生かす最適化を議論すべきだ」「デジタル教科書を使った授業実践ができる教師の力をしっかりつけることが重要だ」などの意見が出た、と掲載されています。 前半の意見は当然だと思いますが、デジタル教科書に関する懸念が払拭されていないのに、「デジタル教科書を使った授業実践ができる教師の力をしっかりつけることが重要だ」とはどういうことでしょう。今回も、現場の意見は聞かずに強引に導入するのでしょうか。…
小学校で使用されている英語のデジタル教科書 小中学校で使用されているデジタル教科書について、読売新聞は全国の小中校長188人にアンケートを実施した。デジタル教科書の今後のあり方を尋ねたところ、回答した校長の95%が「紙の教科書と併用する」ことを望んだ。文部科学省がデジタル教科書の使用拡大を目指す一方、学校現場では紙を支持する声が根強い現状が浮かんだ。 調査は昨年11月下旬~12月上旬、インターネットを通じて行った。47都道府県の小学校、中学校の校長会から各2人ずつ抽出した計188人を対象とし、162人から回答を得た。回収率は86・2%。 続きは⬇️ www.yomiuri.co.jp
自分の求める問題を探すのに時間を費やしてしまうことはあります。 しかし、生成AIを活用すれば必要とする問題を瞬時に生成することができ、私たち教師はもちろん学習者にとっても非常に有用です。 レベル別の問題を生成する ChatGPTの良さは自分の思い通りに問題をカスタマイズできる点です。 難易度を指定すれば初心者向けから応用問題まで容易に生成できます。 まずは難易度別に問題を生成しました。 以下のように各問題の解説やヒントなども生成できます。 各問題に解説やヒントを付けることで、理解を深めるためのサポートをすることも可能です。 解説も自分で一から作るとなると時間を要するので、たたき台として生成させ…
AIも間違うが、私たちも間違う 今回も文部科学省のガイドラインに記述されている活用例を紹介します。 それは「児童生徒の感想を集約する」ことです。 感想を書かせたときは1人1人見ていくため、印象の強い感想が記憶に残り、全体的な傾向が掴めないことがあります。 数人がよい感想を書いていたら、全体としても良く見えるような間違った認識をしてしまう場合もあります。 このような場合、生成AIに客観的分析させることで、全体的な傾向を掴み、次の授業に生かすことができます。 エクセルデータを読み込ませる 子どもたちにはタブレットPCから感想を記入させてFormsなどの集計ツールを使用します。集めた感想をエクセルデ…
文部科学省が全国の教育委員会宛に、「修学旅行など校外活動を伴う学校行事は、なるべく繁忙期を避けて実施する」ことを呼びかけていたことがわかった。 2024年12月29日、各マスコミで報じられている。
文部科学省「生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver. 2.0)」のポイント解説 教育現場での生成AIの活用が注目される中、文部科学省は「生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver. 2.0)」を発表しました。 www.mext.go.jp 本ガイドラインは、教職員や教育委員会が生成AIを安全かつ効果的に活用するための基本方針や注意点をまとめたものです。前回のガイドラインは「生成AIの利用について、文部科学省としての考えを示したもの」であり、実際の運用を見据えた内容になっていることがわかります。 この記事では、その内容を分かりやすく解説し、現場での実践に役立つヒントをお届けします。 1.…
初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議(第7回) 12月20日に第7回初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議が開催されました。今回の検討会議では、前回の検討会議で公表された「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(素案)」をもとにしたガイドライン案が出されました。 www.mext.go.jp 要点は次の通りです。 ガイドラインの要点 私の解釈は以下の通りです。 1.教職員はリスク対策を講じた上で利活用をする 2.中学生以上は事前教育を徹底した上で利活用をする 3.小学生の利活用に関しては慎重に見極める 1.教職員はリスク対策を講じた上…
今日は教育現場の評価システム『観点別評価』のお話。 『観点別評価』は、学校での成績の付け方と考えてください。高校に通わせている親御さんも一度は知っていてほしい内容です。アウトラインは以下の通りです。 《観点別評価の概要》 観点別評価とは、生徒の学習状況を規定の観点別に評価する方法。高校では新学習指導要領の施行に伴って、2022年度に導入。新学習指導要領で再整理された資質・能力の3つの柱「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」に沿った観点で、生徒の学習状況を評価。 《観点別評価導入の目的》 観点別評価導入は、指導と評価の一体化を図るためことを目的にしている。文部科…
私前職が小学校の教員でしたから、現在の職業柄もあって会計検査の文科省分は毎年見るのですが、まあこれ見て日本って本当に学校の先生を大切にしない国になったなと https://www.jbaudit.go.jp/report/new/all/ch3_p1_07.html www.jbaudit.go.jp ただでさえ現場は人手不足 残業代は未払いという状態なのにこれを意気揚々と指摘事項にあげることのできる検査院の方々の顔を見たいぐらいです。 教職員配置定数のこんな細かいところ指摘するなら適正な労働環境の算出しないアホどもの算定式を見直せばいいのにと思いますよ。 短時間教職員 教職員をバイトの感覚で…
11月26日に初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議(第6回)が開催されました。今回の検討会議では、ガイドラインの改訂版の素案が出されました。 今回はその素案の内容を簡単に紹介したいと思います。 現行ガイドラインと素案の違い(主観的) 1.「パイロット的に取り組むことが適当」の文言がなくなっている。 2.教師の利活用が強調されている。 3.児童生徒の利活用について具体的に記述されている。 4.教育委員会に向けた留意事項についても示されている。 ガイドラインの位置付け 基本的な考え方 (1)学校現場における人間中心の生成AIの利活用 (2)生成 AI の存在を踏まえた情報活用能…