教育課程編成の基準。 学校教育法施行規則の第二十五条、第五十四条の二、第五十七条の二、第七十三条の十、第七十六条などの規定に基づいて文部科学大臣により告示される。 ナショナル・カリキュラム。
文科省HPで、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・盲学校・聾学校・養護学校それぞれの学習指導要領全文を読むことができる。 http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301.htm
とおーい,むかーし,むかしのお話だよ〜 僕は大学生で,教育実習をやってみて「大学院に行こうかと思ったけど,学部卒で教員になろう」と決意したよ.当時は理系でも大学院に進学する人はそんなにいなかった.大学院に進んだのは,同じ学科で10%くらいで,学部卒で就職するのが普通だった. 教員採用試験に向けて,基本的な教育法規=今よりマシだった教育基本法や学校教育法その他=の頻出条文を丸暗記した. そして,今回話題の「学習指導要領」も主要項目を暗記した.「学習指導要領」というのは意外に安くて,大きな書店だと売ってた.今は文部科学省のサイトからタダでダウンロードできるよ.実際には「学習指導要領」を勉強したのじ…
新年の風景と初釜 明けましておめでとうございます。 初日の出に始まり、初詣、初夢、初湯。定番の初笑いを謳ったバラエティー番組。このお正月、いかかお過ごしだったでしょうか。 1月7日頃までは松の内と言って玄関に松飾りを飾り、その後鏡開きがあります。この頃寒稽古や初釜が行われますね。初釜とは、正月を迎えたことを祝い、元旦に汲んだ若水を使って行う新年最初の茶会のことです。お菓子は花びら餅が出てくるとちょっと嬉しいですね。 AI俳人と人間の役割 冒頭の句は、初釜という華やかな場で、あえて灰の美を詠んだところに侘び寂びが感じられます。 これを詠んだのは一茶。と言っても小林一茶ではなく、北海道大学の川村秀…
はじめに ブログ「禮奇亭備忘録」を8月から初めて、4か月が過ぎようとしています。多くの方にアクセスをいただき、誠にありがとうございました。 さて、2025年も教育政策・現場・学習の各領域で大きな動きがありました。3回にわたり、一年を総括し、2026年への展望をしたいと思います。 学習指導要領の改訂に向けて 2025年は、次期学習指導要領の改訂に向けての議論が本格化しました。その中で、グローバル化・デジタル社会・多様性の拡大といった社会変化に対応する必要性が強調されました。 私が特に興味をもったのは、指導要録の評価を2観点に整理するという方向で議論されたということです。つまり「知識・技能」「思考…
とおーい,むかーし,むかしのお話だよ〜 昔はね,高校の数学の学習内容は「何かの役にたつ」なんていうのはほぼ無関係に,純粋に数学を追求する教科だったぁ.特に最近これが「自然現象」のみならず「社会現象」などに直結させようと,無理な内容が入ってきた. そして,今日のニュース: news.jp 文部科学省は22日、次期学習指導要領で高校数学の必修科目「数学1」の内容を見直し、数列やベクトル、確率といった人工知能(AI)やデータサイエンスにつながる学習内容を盛り込む方針を中教審の作業部会に示した。 いわゆる「底辺校」だけではなく「進学を主としない普通科」や「専門高校」ではそもそも数学からドロップアウトし…
学びの核心を問う 「学び」とは何でしょうか。 私は、それが「ものの見方・考え方が変わること」だと思っています。特に国語科の場合、その変容は次の三つの“対話”を通して起こるように感じます。 教科書や資料、現象と向き合うこと(テキストとの対話) 自分の中で言葉を探し、問いに向き合うこと(自己内対話) 友だちや先生の声や問いを聴き、自分の思考と擦り合わせること(他者との対話) まずテキストを読み、自分の頭で考え、他者の声に触れ、再び自分の考えを練り直す──。どの教室でも見られる姿ですが、ここに「学びの構造」が凝縮されています。 三つの対話と学習指導要領 この「三つの対話」を大切にしようという考えは、…
「探究の時代」と言われるようになってずいぶん経ちます。しかし、探究学習は教育の万能薬なのでしょうか。全国学力調査やPISA型学力の議論の中で「活用力」や「主体的な学び」が強調される一方、知識の基盤が揺らいでいるのではないかという懸念があります。前回の記事では「知識なくして活用なし」という視点を確認しました。今回はその続編として、探究学習の可能性と限界を整理してみたいと思います。 探究学習の可能性 主体性を育む 探究学習の魅力は、生徒が自ら問いを立て、学びを「自分ごと」として捉える点にあります。生徒一人ひとりの興味関心を起点に学ぶことで、学習意欲が高まり、学びが持続するという考え方です。*1 2…
1812 少しずつ、余裕がなくなってきている、そんな気がする。 いろいろ理由はあるが。何より自分の体調が少しずつ悪くなってきているのを感じるからだ。 温度差が激しくなり、また喉風邪をひき始めている。こうなると、授業に出続けていることもあってなかなか治らない。それどころか、悪化の一途を辿っていく。 それも理由。 そして、すでに学期末の体制に入り始めているから、とも言える。個別面談の予定調整が始まり、そのための準備も行う。何より学習面だ。 今日、本来は17時ごろにタスクは終わったのだが、試しに終業式までの時間割を作ってみた。 なんと、順調にやると順調ではない結果が出ることがわかった。 学習発表会な…
塾業界で働いて5年目の自分が社会人となって公教育とはこの期間無縁でありましたが(大学で教員免許を取得しているので大学のときは公教育と関わりはありましたが)、あることをきっかけに出張でドルトン東京学園に行くことになりました。今回は、ここで感じたことや公教育と私教育のあり方についてを語ってみたいと思います。 ドルトン東京学園は東京都調布市にある中高一貫校で、2019年に開校をした新しい学校で、「主体的に学び、探究・挑戦し続ける姿勢を育てる教育」を行っています(※昨年度がはじめての卒業生で京都大学医学部や海外大学などに進学)。この教育はまさに学習指導要領で記載されている内容を体現していると言っていい…
採用された当時は義務的な研修は 新採時 5年目終了 10年目終了 しか無かった. 「5年研」は6年目に,「10年研」は11年目に行われるんだけど,遠くに離れ離れになってる同期が一堂に会するので,懐かしくもあり,結構盛り上がったよ. さらに,メニュー表から選んで参加で出来る官製研修もあって,2〜3年に1回くらいの割合で教頭から声がかけられて参加する. メニュー表から自分で選ぶことはまず無くて,教頭から「授業改善研修」に参加しなさいのように言われる. どうも教頭はいつ誰が研修に行ったか把握してるらしい. たまに面白そうな研修があって行かせてほしいと申告しても,簡単では無い. 今年度は研修受ける人が…
今回は情報活用能力に関する第四章を読み解きます。 第四章 「情報活用能力の抜本的向上と質の高い探究的な学びの実現」 第四章のポイント整理 1. 背景 子どもたちが社会で生きていくためには、情報を扱う力(リテラシー)が不可欠ですが、これまでの学習指導要領では、情報教育が一部の教科に限定され、系統性も不十分でした。GIGAスクール構想で1人1台端末は整ったが、使いこなせる力の育成は道半ばといえます。また、小中学生がコンピュータやネットワークの仕組みを学べていないという課題も挙げられています。 2. 目指す方向 そこで、以下のような方針が立てられています。 (1) 情報活用能力の抜本的な強化 小学校…