なんだろう、おそらくはセックスシンボルとして扱われている「マリリン・モンロー」こと「ノーマ・ジーン」に光を当てるという目的でこの映画は制作されたのだと思います。 youtu.be 主演のアナ・デ・アルマスの体を張った演技は称賛されるべきでしょう。 でも、これはよろしくない映画だと思います。虐げられる描写が多過ぎる。 もちろん、我々は彼女がどういった最期を迎えるのかを知っているので、展開としては「ギリシャ的結末」になるのは分かります。もしかして大半のアメリカ人は彼女の実生活とか知らないのでしょうか?だとしたらそれはアメリカ人の問題なのでは? 芸能界というところが、周縁化された存在の受け皿として機…