■あらすじ 水の守り神とも称される愛くるしい両生類ウアブに魅せられ、太平洋の小島ミクロ・タタに通う若き研究者ジョージ。 だが、インフラ開発で高級リゾートの人工池に棲息の場を移されたウアブに、大量死が起こる。 それは悪夢の幕開けだった――。 禁忌に触れた人類を生態系の暴走が襲う、圧巻のバイオミステリー! ■感想 篠田 節子さんの作品は初読となります。 あらすじとタイトルに惹かれて購入しました。 人間の便利さのために壊される自然。 人間の身勝手さで狂わされる生態系。 それをありありと見せつけてくるようなストーリーでした。 どれだけ調査をしようとも、どれだけ研究をしようとも、自然のあるべき姿に人の手…