バードマン あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）

映画「スポットライト世紀のスクープ」 随分前に書いた「下書き」の放出です ↓ 今日からまた、大好きな「映画」のアカデミー賞関連にもどります もうひとつの大好きなロック関係の記事と「まとめ」記事に寄り道していました コチラと www.aiaoko.com コチラでしたね www.aiaoko.com 映画「スポットライト」今、隠せなくなったカトリック司祭による性的虐待の歴史を問う 2015年のアカデミー賞関係の記事に追加です この作品が、アカデミー賞、作品賞受賞作でした 国においても 宗教においても 学校においても 何かしらの権力をもつと人は、 ひとりひとりは、ごく普通の人であっても、 マズいこ…

アカデミー賞 歴代の一覧（作品賞2010年から2024年まで） 映画はお好きでしょうか？ 長い年月 たくさんの映画を観てきましたよね 人生バタバタすぎて 忘れてしまっている映画もありますよね アカデミー賞受賞作という映画界では特別な しかも 作品賞という一年に一作の大賞を獲得した作品を 「年度順」に思い出していこうと思います まずは、今まで書いた記事を年代順に(新しい順で）並べてみました 下書きのまま忘れていたものもあるので順に更新しますね みなさまの思い出とも重なりますでしょうか？ 2023 オッペンハイマー 2022 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス（Everything…

9月上旬の日記（2024年9月1日から9月15日分） 9月16日日付が変わる手前まで読書をしていた。井伏鱒二著『山椒魚』を読み終えてから、小林秀雄著『Xへの手紙・私小説論』と三島由紀夫著『春の雪』を少し読み進めた。『春の雪』はようやく物語が大きく動き出すところに入ってきた。悲劇の始まりの入り口に主人公の松枝清顕とヒロインの綾倉聡子が立ってしまった。9月上旬の日記をはてブにアップしてから、noteに半年前の日記をアップした。 6時前に少し肌寒くて目が覚めた。敬老の日ということで休みだが、可燃ごみの日だからゴミ袋を集積所に持って行ったら地面が雨で濡れて色が変わっていた。天気予報を見ると午前中は少し…

ウルフズ ウルフズ 作品情報 あらすじ 感想 一匹狼だから「ウルブス」。 劇場でやったらヒットしないかも、でも好き。 話は単純なのに、よくここまで引っ張れるな。 最後に

自分たちの屋敷に引っ越してきた家族を追い出したい！ 幽霊となった新婚夫婦が頼ったのは、「バイオ・エクソシスト」（人間怖がらせ屋）として名高いビートルジュース。しかし、ビートルジュースは、下品で性格の破綻した人物だった？ ティム・バートン監督の出世作で、特殊メイクも楽しいホラー・コメディの名作が帰ってきます。 この記事では、映画『ビートルジュース』シリーズの順番とあらすじをご紹介。前作から引き続いて登場するキャストについてお伝えします。 何年ぶりの続編？映画『ビートルジュース』シリーズ、公開の順番と見る順番 映画『ビートルジュース』（1988年） 映画『ビートルジュース ビートルジュース』（20…

レヴェナント:蘇えりし者 [DVD]レオナルド・ディカプリオAmazonネタバレ注意。 先日Disney Plusで、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの『レヴェナント』*1を観た。 そのストーリーを極めて大雑把に述べる。ミズーリ川の川辺にキャンプしていた、アンドリュー・ヘンリー（ドーナル’グリーソン）率いる狩猟団は突然インディアン（アリカラ族）の一団の襲撃を受ける。狩猟団は船を捨て、山道を通って撤退することになったが、狩猟団のガイド、ヒュー・グラス（レオナルド・ディカプリオ）は熊に襲撃され、瀕死の重傷を負ってしまう。ヘンリーは瀕死のグラスをその場に残して出発することにした。グラスの最期を…

映画の出来の8割は脚本で決まるという。それが本当なら脚本が面白い作品には名作が多いはず。というわけで、アカデミー賞の歴代受賞作とノミネート作品をすべてまとめた。 それではいってみよう！ 2024年 脚本賞（第96回 アカデミー賞） 『落下の解剖学』ジュスティーヌ・トリエ アルチュール・アラリ 落下の解剖学 [DVD]ザンドラ・ヒュラーAmazon 『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』デビッド・ヘミングソン 『マエストロ その音楽と愛と』ブラッドリー・クーパー ジョシュ・シンガー 『メイ・ディセンバー』サミー・バーチ アレックス・メヒャニク 『パスト ライブス 再会』セリーヌ・ソン 2…

バードマン あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡） 最初は楽しんでみていましたが、次第に創作をしているものなら一度は味わうような葛藤や恐怖、そして屈辱と傲慢が描かれ切り裂かれる心。 わたし自身の気持ちも投影されて、おもわず映像を止めたくなりました。 だれもが「なにものでもない自分」に打ちのめされ「なにものか」になろうとする。そのような葛藤だけでなく、その浅ましさ、醜さ、嫉妬、エトセトラ…。一度は味わう深淵をここぞとばかりにむき出しにする。 まるでバードマンはルシファーのように自分の醜さを暴いて、虚栄心をあらわにさせる。 自己顕示欲をさらして、体は打ちのめされていく。主人公と同時にわたしの心まで…

（画像は公式サイトから） もちろん、それほど悪い映画ではない。 あの『怒りのデス･ロード』において神話的クーデターを成し遂げた女性兵士・フュリオサが、そもそもなぜ、水と緑にあふれた生まれ故郷を離れ、イモータン・ジョーが支配する独裁国家の軍幹部となったのかが幼少期から順に時系列で描かれるわけだから、少なくとも前作のファンにとっては、あの大胆な省略が施された舞台設定を理解する上では必見だろうし、前作と同じくらい激しいアクションの中で多くの爆薬が惜しげもなく使われており、一見したところでは、「相変わらずやってるなあ」というか、やはり何らかの意味で「過剰な」映画であるとは言えるだろう。 しかも、「荒野…

皆さん、こんにちは。 最近、暑いですね、梅雨はどうしたんだろうかと。暑いのでさっぱりとしたものが食べたく、在宅ワークの時は素麺や冷や麦を食べてます。夏が近いのを食べもので感じますね。 【スポットライト 世紀のスクープ】第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した心に響く実録ドラマ 【スポットライト 世紀のスクープ】第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した心に響く実録ドラマ 作品概要 おすすめ あらすじ 監督紹介 あわせて観たい マイケル・キートン出演「バードマン」 和食器のお店～13-Tableware スポットライト 世紀のスクープ (字幕版) マーク・ラファロ Amazon お薦め…

著者： 荒田もも 自分だけのポストが欲しいと思ってひとり暮らしをはじめた。自分宛てに届いた手紙やハガキを、誰かが先に読む可能性のない、自分だけのポストが欲しいなと思った。 誰も入れない部屋 ひとり暮らしをはじめて間もなく、部屋の鍵をなくしてしまった。 その日通った場所を遡るようにたどったが、見つからない。気づいた時にはすでにだいぶ遅い時間になっていた。交番にも届けられていなかった。ぼんやりと灯りがともった交番で遺失届を書きながら、どうしようかな、と思った。部屋に入ることができない。 鍵開けの業者を電話で呼んで家の前で少し待つと、狭い道に軽自動車が入って来るのが見えた。軽自動車の扉が開くと、そこ…

このブログは、ボクのメモ帳代わりでもあるので、めちゃめちゃ長いけど、ご了承を。 昨年２０２３年５月８日～今年２０２４年５月７日までの一年間に観た作品一覧を、備忘録として。 感覚的には、６～７割くらいは過去に観たことのある作品。やっぱり、サブスクはリーズナブルな分、ハズレの混ぜモノも多いから、久しぶりにレンタルビデオ屋で選びたいな。 １．アオラレ ２．ヒート ３．ワールド・ウォー Z ４．アイ・アム・レジェンド ５．ファイナル・プラン ６．アド・アストラ ７．キャッシュトラック ８．ジョン・ウィック ９．ジョン・ウィック チャプター2 １０．ジョン・ウィック パラベラム １１．ウルフ・オブ・ウォ…