スペイン出身のフラメンコ・ギタリスト。速弾きに定評がある。Paco de Lucia。 1947年12月21日、スペイン・アンダルシア州アルヘシーラス生まれ。 2014年2月26日、死去*1。
1960年代から歌手マロン・デ・ラ・イスラとの共同アルバムを発表。フラメンコギターを民族音楽から芸術の域に高めたとされる。またアル・ディ・メオラ、ジョン・マクラフリンらと「スーパー・ギター・トリオ」を結成し、スーパープレイを繰り広げた。
Siroco
パコ・デ・ルシア~ベスト・セレクション
*1:http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20140226-OYT1T01032.htm
もう昨日になってしまったのだけど、パコデルシアが亡くなってから10年が経ったそうです。 んー早いような遅いような。 伝説のギタリストなので、少しでも同時期に生きていたことが奇跡にも感じられます。 もしかしたら彼のことを知らない読者もいるかもしれないので、めちゃくちゃざっくりと説明しますね。 パコデルシア|Paco de Lucía(1947/12/21-2014/2/25)は、フラメンコのギタリストです。スーパーギタリストです。 何がすごいのかというと、テクニックやフラメンコ性はもちろんのことながら、様々なジャンルの音楽を取り入れ、フラメンコを親しみやすくして、広めた人なんです。 一番有名な曲…
誤解を生みやすい音楽、その筆頭とも言ってくらいフラメンコは 人々から遠ざけられやすいです。 フラメンコ=踊り よくわからない民族音楽 そのような図式が脳内にインプットされ過ぎていて フラメンコというワードを聞いただけで、 『ああ、興味ないです・・』 となってしまっている方が大勢いらっしゃいます。 フラメンコの中でもフラメンコギターは独自の発展を遂げ ジャズと融和し、もっと親しみやすい音楽へと変貌していきました。 パコ・デ・ルシア、ビセンテ・アミーゴ、トマティート 純粋な伝統のフラメンコギターを弾くのは当然ですが、 その新しい世界へともどんどんと進んでいき そこにおいて自身の新しい音楽を構築して…
断捨離204枚目 LUZIA PACO DE LUCIA 発売日:1998 レーベル: mercury "Río de la miel" (Bulerías) – 5:08 "La Villa vieja" (Soleares) – 6:52 "Calle Munición” (Alegrías) – 5:37 "Me regalé" (Tangos) – 5:36 "Luzia" (Siguiriya) – 5:40 "Manteca colorá" (Rumba) – 4:58 "El chorruelo" (Bulerías) – 5:58 "Camarón" (Rondeñas) – …
ギターミュージック 1978年11月号 特集:指が動かない!山下和仁 アントニオ古賀 小原安正 作者:小黒隆司 発売日: 1978/11/01 メディア: 雑誌 [ BooksChannel meets Amazon | 2022年03月06日号 | ギターミュージック #GUITARMUSIC 特集 | その4 | 特集:指が動かない!#山下和仁 アントニオ古賀 #パコ・デ・ルシア 説田稔 小原安正 中川信隆 他 | 過去に学び現代に活かすクラシックギター 専門誌『ギターミュージック』(1960年~1980年代) ギターミュージック 1978年5月号 ギターコンクール特集 山下和仁 中川信隆…
ギターミュージック 1978年11月号 特集:指が動かない!山下和仁 アントニオ古賀 小原安正 作者:小黒隆司 発売日: 1978/11/01 メディア: 雑誌 [ BooksChannel meets Amazon | 2022年02月11日号 | ギターミュージック #GUITARMUSIC 特集 | その4 | 特集:指が動かない!#山下和仁 アントニオ古賀 #パコ・デ・ルシア 説田稔 小原安正 中川信隆 他 | 過去に学び現代に活かすクラシックギター 専門誌『ギターミュージック』(1960年~1980年代) ギターミュージック 1978年5月号 ギターコンクール特集 山下和仁 中川信隆…
皆さん、こんにちは。 やっと宣言解除ですね、長かったですね。きっと、普通の生活に戻れた嬉しさと解放感で酒場に繰り出したり、旅行行ったりと活発になるんでしょうね。さて、何をするか、まずは友人達と居酒屋行って、サウナ行って整えて、映画館で映画でも見ようかな。 【パコ・デ・ルシア】フラメンコギターの名手 【パコ・デ・ルシア】フラメンコギターの名手 アーティスト概要 リコメンド 代表的なアルバム 代表的なシングル エピソード あわせて聞きたい 「Al Di Meola Collection」 和食器のお店~13-Tableware 二筋の川(ルンバ) Universal Music Spain S.L…
昨晩見た映画の話でも。 Amazon Primeにて「パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト」を見ました。 パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト パコ・デ・ルシアはスペインのギタリストで、フラメンコの音楽を伝統芸術から現代でも世界的に通用する音楽へと昇華した人です。 私はアコースティックギターの音色が好きで、作業用BGMとしてよく聞いているのですが、以前Youtubeでこの人が演奏しているのを見たときは、「スペインの情緒も感じられて速弾きもものすごくうまいけど、澄ました顔して演奏していて、お高くとまったいけ好かない人だなー。」という印象でした。初めのアルバムも「天才」という邦題がつけられていますし。…
先週の日曜日、友人の推奨映画である、スペインの名匠カルロス・サウラ監督の「フラメンコ・フラメンコ」を観に行った。フラメンコといえば「フラメンコギターに合わせ、ドレスを着た女の人がカスタネットを鳴らし踊る」という、恐ろしく画一的なイメージしかなかったのだが、何故か無性に「観に行きたい」という思いに駆られた。上映している映画館を探してみると、なんと関西では神戸と大阪の2館のみ。幸いなことに、梅田スカイビル・タワーイーストにあるガーデンシネマで上映中、ということで躊躇なく出かけられた。 それにしても素晴らしい「芸術作品」だった。大都会の大きなホールと思しき場所に舞台をしつらえ、全21幕の踊りと音楽の…
こんにちは、Ayaです。 「50年代のスペインを代表する詩人、カバジェロ・ボナルドとフェリックス・グランデをテーマに、フラメンコの歌詞の講義をするよ。」と、友人のホアキンから誘っていただき、早速行ってきました。 ホアキンは、ヒターノ文化研究の第一人者であり、国営ラジオのパーソナリティー、詩人と、色々な顔を持つ方です。豊富な知識を惜しげなく、でも決して押し付けがましくなく提供してくれる彼の講義は、いつも聞く人の好奇心の扉を開き、新たなフラメンコの世界へ誘ってくれます。 場所は、アレナル広場から程近い、カバジェロ・ボナルド財団。 「フラメンコの詩は"詠み人知らず"の歌も多いが、最近は詩人の作品も多…
Introduction “Now, That's Jazz” 序章「そう、それがジャズってもんだ」 Passing it on: Piano prodigy Wynton Kelly Guess receives hands-o instruction from Kwame Coleman (behind the pillar) and Eric Lewis. The great drummer Herlin Riley (second from right) is like my older brother. We both played with Danny Barker in New …
・タイトル アイシールド21 4巻 ・点数 88点 ストーリー☆☆☆☆ 演出☆☆☆☆ 視覚的面白さ☆☆☆☆ 聴覚的面白さ☆☆☆☆☆ 熱中度☆☆☆☆☆・感想 パッケージの葉柱さん凶悪そうやなww なんか手中に収めてそうですね!第13話「カメレオンの恐怖」 葉柱のタックルに対する恐怖心で、足がすくんでしまったセナ。しかし、ヒル魔はモン太のパスキャッチからアイシールド21のランにつなぐ作戦をいっこうに変えようとしない。動けないセナの代わりに、ラフプレーの標的にされ、倒され続けるモン太。その姿に、モン太と共に頑張ってきた日々を思い出したセナは「僕自身が変わらなきゃ…!」と決意する。甦ったアイシールド2…
朝ごはんに米っぽいものが出た!嬉しい! 普段6,000歩程度しか歩かない人間が旅行中は20,000歩も歩いているので、さすがに疲労感が抜けなくなってきた。毎晩足のマッサージをしているけど、疲れが蓄積しているのを感じる。 カタルーニャ美術館 今日はカタルーニャ美術館に行く。 エスパーニャ広場近辺は広く、カタルーニャ美術館まで階段でまあまあ上がるので、意外と時間がかかる。 ビザンチン芸術、という分野の所蔵品数はかなりのものだそうだ。古い教会の壁画をひっぺがし、そのまま貼り付けて展示している。 この板絵は司祭の頭の上に吊り下げる形で使っていたらしいのだけど、サグラダファミリアの四使徒と同じ4人が四方…
・マクローリン×ディ・メオラ×デ・ルシア 『フライディ・ナイト・イン・サンフランシスコ スーパー・トリオ・ライブ』(1981年)。 ジョン・マクローリン(英)とアル・ディ・メオラ(米)とパコ・デ・ルシア(スペイン)のスーパー・ギター・トリオライブです。ディ・メオラ作曲の「地中海の舞踏」が目玉。 記憶では「地中海の舞踏」をラジオで渡部香津美が紹介していた。それでその曲が入った『エレガント・ジプシー』(1977年)を買いました。もちろんLP。ここでディ・メオラは地中海の舞踏」にパコを呼んで共演しています。『スーパー・トリオ・ライブ』では「地中海の舞踏」にパコの「広い河」をくっつけてメドレーにしてい…
www.nhk.jp 【目次】 エキゾチッククルーズ〜世界の巨匠(サラーム海上) Fela Kuti「Water No Get Enemy」 Baden Powell「Candomble」 Ravi Shankar, Alla Rakha, Kamala Chakravarti「Dhun」 El Camaron De La Isla「Gitana Te Quiero(ヒターナ、お前を愛す)」 エキゾチッククルーズ〜世界の巨匠(サラーム海上) 今回の特集は「世界の巨匠」。民族楽器のマエストロから国民的英雄のような歌手まで様々な国や地域の巨匠の名演が紹介されました。 6月10日 Fela Kuti…
今週は、体調もよく、1週間ぶっ通しで、労働ができた。 半日とか、3時上がりフレックスとか、一週間のうちどこかで、通院になるのだが、持ち堪えたぜや~! そんなスッキリ終えた金曜日、街行く人たちも、何か、穏やかな人たちに見えた。 路地裏なのに、車を飛ばして、慌てているドライバーとか、せかせか買い物に没頭し、人より先に何か物色しようとしていたり、そんな人たちが居なかった。 帰宅後、のんびり、インターネットでも楽しもうと、見ていたら、アクセス出来なくなった。 Wi-Fiアダプターの再起動、ルーターの電源落としてから、pc再起動など、いろいろやったけど、ブラウザには、接続できません、としかならんぜやぜ~…
なんと、サダチルシアの馴染みの上野。高校時代は、ここで過ごした、都立上野高校時代から、芸術には、傾聴してきたつもりで、近隣の美術館、博物館は、ほぼ行ったと思っていたが、ここだけは、もしかして初めてか? クラシック系の音楽の会場のようだ。サダチルシア自身、若い頃は、ビートルズ、かぐや姫、風、など、フォークや、ポップスばかり聴いていたので、クラシックには疎い方かもしれないが、ギターだけは、実は、初めて奏でたのは、クラシックギターなんだ! この日は、沖仁氏と、若手 フラメンコギターの徳永兄弟のコラボということで、必見! フラメンコギターというと、ジャラジャラとしたかき鳴らす奏法、テンポ速め、という印…
待ちに待ったGWが終わり、いつもの日常がスタート! 5月は、一年のうち好きな季節だった。特に、GWから梅雨入り前までの、のどかな雰囲気が好き。暑すぎず、寒すぎず、桜の季節が終わり、穏やかな雰囲気に包まれた緑の木々が、あちこち、公園やら、街並みを、通り過ぎるだけで、心地良い。 窓から見える、富士山。 しかし、時代は、進み、こうして、窓から見える風景も、少しずつ、新たにマンションが立ち並んでいき、遮(さえ)ぎられていく。 今年の五月の陽気は俺には暑すぎて、快適とは言い難い。ステイホームで、冷房の中で過ごすぐらいがちょうどいいと思った。せっかくの10連休は、1日おでかけしただけで、近隣のウォーキング…
さあ、GWも、後半戦で、先週の金曜日の帰り道の週末の開放感が、恋しいぐらい、もうこんなに、日にちが過ぎたのかと、ふと思うばかりだ。 ニュースを見れば、高速道路で、前の車のタイヤがはずれて、避けたとか、駐車場で、外国人の車が、白線に駐車するのをしらないせいか、隙間に駐車して、出庫できなくなっただとか、観光に行けば、それなりのリスクに出くわして、つまらない思い、しているようだ。 GW、あれこれ、やりたかったこと、どのくらい出来たかな?とか、振り返る段階に差し掛かって、つくづく、人間てのは、怠惰な生き物だな~と、思うことが、自然のようにも思えるし、この貴重な休暇が、もったいなくしてしまっているのかな…
「娑婆(しゃば)の空気はうまいの~」 この日は、コロナ禍が始まる2019年の年末以来の公共交通機関を使ってのお出かけとなった。先天性の免疫力の低い体に生まれ、なおかつ、関節リウマチを患い、医者からも極力、外出や人混みを避けるよう言われていた。 都会のオアシス、マイナスイオンたっぷりのようなスポット。 東京ミッドタウン六本木へとやってきた。 エスカレーターを4Fまで登り、さらに、そこからは、続けて登れないエスカレーターへ移動。そして、 ビルボードライブ会場に到着。 ギタートリオ日本版とでもいうのだろうか?かつては、アル・ディメオラ、ジョン・マクラフラン、そして、パコ・デ・ルシアのフライデーナイト…
昨日BOZARに、つい最近スタートしたベルギーのシュールレアリズム展 "Histoire de ne pas rire." を観に行ってきました。 www.rtbf.be ウィークエンドはものすごく混むだろうと平日を選んだのに、かなり混んでいてビックリしてしまった…。 チケット売り場に人が並んでいたんです。 (ミュージアムパスを持っている人でも、チケットをもらう必要あり。小さなミュージアムなら、入り口でパスを見せるだけで済むんだけど。) エーッ、ウッソーと思い最後尾の人に「これってチケットのために並んでいるんですよね」と確認すると、「そうですよ」とのこと。 「混まないだろうと火曜日を選んだのに…
1984年 94分 イギリス 監督:スティーブン・フリアーズ出演:ジョン・ハート、 ティム・ロス、 テレンス・スタンプ、 ラウラ・デル・ソル クライム・ロードムービー。 ★★★ 強盗仲間を裏切って司法取引に応じた男ウイリー(テレンス・スタンプ)がいた。その事件の10年後、スペインに潜伏していたウイリーは復讐のために雇われた2人の殺し屋に拉致される。彼らはウイリーをパリまで連れて行くことになっていたのだ。 車に乗りこんだ3人だが、非情な兄貴分の殺し屋ブラドック役にジョン・ハート。クールで無口。カミソリのような雰囲気で終始張りつめている。非情なのだが、ときに非情になりきれない優しい部分も見せる。自…
2024 御来光 月とのコラボ こんな光景も、もう二度とお目にかかれないだろう。初日の出に、月が、スカイツリーの脇に見える、桜橋で、迎えた、2024年。清々しい年明けとなった。昨年は、何やら、霊気というかおかしな魔物にとりつかれたような、重く淀んだ正月だった。悪霊を祓うように、隅田川テラスを毎日、ウォーキングして正月休みを過ごしていたが、今年は、ビジネスパーソンとして、最後の年になるが、11連休という年末年始の休みを取得。 時計で計らない自分時間 を過ごしていたが、泣いても笑ってもあと1日で、11連休も終わりとなる(このブログは、2024年1月7日(日)に書いた時点です)。 ブログ書くのにも、…
超絶技巧ギターのレジェンドが放った鮮烈なデビュー作 Elegant Gypsy アーティスト:Di Meola, Al Legacy Amazon エレガント・ジプシー / アル・ディ・メオラ いまさら言うまでもなく、超絶技巧のジャズギタリストと言うと、真っ先に名前が上がるのがこの人。 アメリカはニュージャージー州出身のイタリア系アメリカ人で、ジャズのみならずラテンやタンゴ、フラメンコなどを巧みに融合させたスタイルでも知られる。 いまでは、別に珍しくもないが、彼が登場した頃にはかなり新鮮だったのだ。 1974年にチック・コリアが率いるリターン・トゥ・フォーエヴァーに参加して、一躍注目を集める。…