フラメンコギター

こんにちは、タロウ店長です。 ゴールデンウィーク、皆さんいかがお過ごしですか？ 長期休暇といっても、人によって過ごし方は本当にさまざまで、がっつり旅行に出かけ る人もいれば、どこにも行かずに近所をぶらぶらして終わる…という人も多いかもしれ ません。私はどちらかというと、後者寄りです。 この季節になると、やたらと「外の空気」が気持ちよく感じられます。日差しも柔らか くて、風もすこしひんやりしていて、歩くだけでなんだか気持ちが整ってくるんですよ ね。 最近は、朝のコーヒーを飲んでから、家の近くの川沿いを10分くらい歩くようにしてい ます。特別なことを考えてるわけじゃないんですが、頭の中にいろんな断…

こんにちは、Spain Guitar Online Shopです。 今日は少し、音楽にまつわる重たいテーマをお話ししたいと思いますが、 最後には希望の光が見えるように締めくくりますので、少しお付き合いください。 「モーツァルトとサリエリの物語から学ぶ、才能の厳しさ」 『アマデウス』という映画をご存知でしょうか？ この映画では、天才作曲家モーツァルトと、彼に劣等感を抱く作曲家サリエリの対立が 描かれています。 サリエリは一生懸命に努力して作曲し、音楽に誠実に向き合い続けました。しかし、ど れほど頑張っても、モーツァルトの作品のような「神から与えられた音楽」を創り出す ことはできませんでした。 サ…

お久しぶりの更新です。いや～春がやってきましたね。 暖かい日差しとともに、新しい季節が始まります。 この時期は気持ちも新たに、いろいろなことを考えたくなるものです。 しかし！世の中とんでもないことが起こってしまいました。 言わずもがな、トランプ関税！！ そこで、今日はトランプ関税について少しお話ししたいと思います。 フラメンコギターは、スペインの文化を代表する楽器の一つですが、実際にはトランプ 関税の影響がどのように出ているのか、気になるところです。スペインから輸入される ギターには、直接的な影響はあまり見られません。 しかし、アメリカから輸入される材料や部品がある場合、関税の影響でコストが上…

先日、年明け一発目のライブを観にブルーノート東京へ行ってきた。久々のフラメンコギターの演奏とあって非常に楽しみにしていたのだが、、、 とにもかくにも観覧席が酷かった。 通常料金よりも1,100円高い一番外側の席を選択したのだが、 まあ、ここがびっくりするほど最悪。ソファーはブルーノートにしては 広めでまあまあ快適。またフロアより一段高くなっていることから前の人の 頭は気にならないのだが、指定された席が舞台の袖よりも後方の視線となる 場所。まあ、位置に関しては百歩譲ってこれは認めよう。 追い打ちをかけたのは、なんと演者がかなり前方で急峻なカーブのU字状で座り、 演奏するというスタイル。これでは演…

アコースティックギターと言えば、 鉄、いわゆるスチール弦を用いたものとして浸透しています。 エレキギターと同じですね。 ギターを初めて触る方、購入される方の中で 最も多いのがこのアコースティックギターではないでしょうか。 10代半ばの姪っ子も、既に20代になった息子も 初めてのギターはアコースティックギターでした。 どうしてこのようにアコースティックギターが 浸透しているのか、少し考えてみたいと思います。 まずはその豊富な種類があげられるのではないでしょうか。 カラーもシェイプも大きさも 圧倒的に豊富です。 そして、その安価な価格ではないでしょうか。 国産やアメリカ産に拘らず、中国製や他のアジ…

早いもので当ショップを開設してから12年、アンダルシアンギターを扱ってから10年が経過しました。リペア、メンテナンスなどは日本一のギター職人、角南裕平氏に全てお任せしておりますが、それ以外は一人で運営してきました。 例えば、スペインとの交渉・ギターの買い付け・契約、ネットのページ作成、運営、事務処理、経理、広告の出稿など多種多様な作業を完全に一人でやってきました。ギターについての知識はありましたが、その他もろもろはネットの情報や書籍から学び、見よう見まねでこなしてきたつもりです。 もうすぐ誕生日を迎えるのですが、結構ないい年になってきまして会社員ならば定年の尻尾が見えるくらい？かなぁと思います…

もう昨日になってしまったのだけど、パコデルシアが亡くなってから10年が経ったそうです。 んー早いような遅いような。 伝説のギタリストなので、少しでも同時期に生きていたことが奇跡にも感じられます。 もしかしたら彼のことを知らない読者もいるかもしれないので、めちゃくちゃざっくりと説明しますね。 パコデルシア｜Paco de Lucía（1947/12/21-2014/2/25）は、フラメンコのギタリストです。スーパーギタリストです。 何がすごいのかというと、テクニックやフラメンコ性はもちろんのことながら、様々なジャンルの音楽を取り入れ、フラメンコを親しみやすくして、広めた人なんです。 一番有名な曲…