日刊薬業によると、製薬大手のバイエル薬品が2023年1月13日に早期希望退職プログラム(ERP)で480名を削減することを発表したということです。480名は同社の従業員のおよそ2割にあたる人数になります。対象は医療用医薬品部門のほぼ全般の営業部門の他、経営企画本部、研究開発本部、メディカルアフェアーズなどになります。同社は2021年に815億1500万円を売り上げている抗凝固薬「イグザレルト」の特許が2022年7月で切れており、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の参入が危惧されていました。なお、ERPは2段階に分けて実施される計画で、第1弾は管理職を対象に、第2弾は4月以降に一般職を対象に行い、…