今日もパワハラ裁判の言葉に躓いているので現代から目をそらすことにしてみた。 昨年自由研究をしていた三遊亭圓朝も騒動を起こしたことがある。それがきっかけで東京の寄席から降りたのだが、その時も騒動に発展した原因は弟子たちが秘密裏に進められなかったことにある。 落語界の分裂や騒動は忘れられているだけであるのだろう。探せば裁判もあったのかもしれない。 圓朝一門の騒動話を 永井啓夫著「新版 三遊亭圓朝」で読み直してみようと思ったのに、隣りにあった 五代目柳家つばめ著「落語の世界」を手にしてしまった。 落語の世界 (河出文庫) この本は60年代後半のの落語の世界を詳細に教えてくれる面白い本でこういう一昔前…