日本全土,東アジア,南北アメリカ西部に分布し,平地〜山地の池などの浅水中にはえるカヤツリグサ科の多年草のひとつ。
「太い」ではなく、「太藺」、つまり「太い藺草」の意味である。実際にはイグサ科ではなく、カヤツリグサ科ホタルイ属に属する。 茎はまるくて太く,粉緑色で高さ1〜2m。葉は退化して鱗片状となり,茎の基部に数個つくのが特徴である。
:植物
先週はT.M.さんとU.N.さんのお二人と、S.I.さんがいらっしゃいました。早速ご紹介します。 まずT.M.さんの作品ですが、こちらは直線と曲線をテーマにした構成です。 フトイの直線と、カラーの曲線の掛け合いが効いていますね。トルコブルーの花器と黄色のカラーの組み合わせもバッチリです。Tさんはこれが自由花2作目ですが、しっかりとテーマの意図を汲み取って、素敵な作品になりました。花型と同様に自由花もこの調子で頑張ってください。 T.M.さん:フトイ、カラー、ギボウシ 続いてU.N.さんの作品です。こちらもモダンに仕上がりました。空間分割がとてもお上手です。懐紙を二つ折りにしたような形状の花器と…
4月最初の生け花講座。 花材を見てびっくり。 主線となるべき枝物が無く、茎の長い「フトイ」が7本はいってる。 思わず「細いー」と声を上げてしまう😁 茎のしっかりしたカラーが2本あったので、先生は「カラーを主線に使って、フトイを三角に折り曲げて足元に入れてもいいよ」と。 いやいや、そんな高度な技は無理。 なんとかフトイを主線にしてみよう。 「フトイ」は「太い」ではなく「太藺」つまり「太い藺草(イグサ)」の意味で、イグサに似ていて茎が太いのでこの名前がついた。日本に古くからある植物で、よく生け花に使われる。 初めてお目にかかるフトイを生ける。 茎の途中を折り曲げて、変化をつける。 ある程度長めに折…
先週はお二方がお稽古にいらっしゃいました。 まずはS.I.さんですが、線を重ねて面を構成する課題に挑戦なさいました。 今回使用したフトイはこのテーマにはうってつけの素材ですが、油断はいけません。一見どれも同じく真っ直ぐなように見えますが、じっくりと観察すると一本一本にクセがあり、当然ながら長さや太さにも個体差があります。それを見誤ると作品の出来上がりに歪みが生じますから、素材と良く語らいながらいけることが大切です。 長く伸びるフトイを並べて面とし、扇子のように先を少し広げることで開放感のある作品にしています。 S.I.さん:フトイ、チューリップ、レースフラワー S.A.さんはアリストロメリアを…