1936年、ボストン郊外のモールデンに生まれる。
1959年ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催された「16人のアメリカ人」展に招待され『ブラック・ペインティング』3点を出品、黒のストライプで画面をオール・オーヴァーに埋めた作品は当時の美術界に衝撃を与えた。以後、ストライプによる絵画をシリーズで制作していき、ミニマル・アートに大きな影響を与えた。
その後、ステラはストライプを捨て、レリーフによって抽象の可能性を探究。〈エキゾティック・バード・シリーズ〉では表現主義的なタッチが前面に出るようになり、ニュー・ペインティングの作家たちの精神的支柱となる。
1990年からは床置きの金属彫刻作品を発表、また大規模なコミッション・ワークと取り組む。