3月に沖縄・石垣島へ行ったときに出会った魚。ブダイ科のイロブダイである。 イロブダイはその奇抜な色彩・斑点が目を引く魚だが、琉球列島ではふつうに見られる魚のようだ。成魚は全長50cmになり、最大80cmにまでなるという。 この種が有名なのは幼魚と成魚、成魚でも雌雄で色彩や模様が大きく変わるということだ。幼魚は白とオレンジ色のツートンカラーが特徴だが、雌の成魚は赤みを帯びた色彩で、成魚の雄はトップ写真のように極めてカラフルになる。 イロブダイの刺身。奥のほうにあるのはバラハタの刺身 イロブダイはこのように極めてカラフルな色彩をしていても食用になり、今回の個体は刺身で食したのだが美味であった。肝臓…