ノノミの実家ネフティス家が債権者団体を傀儡に砂漠横断鉄道関連の利権を買収した話。 ネフティス家はかつてアビドスで栄華を誇ったが砂漠化の進展と共に衰亡を始める。 逆転を狙い砂漠横断鉄道の建設を試みるが資源も無く要衝でも無い地での鉄道への投資は失敗する。 アビドスの利権の殆どはカイザーが握るようになったが、3章冒頭で債権が売りに出されることに。 それ故、ネフティス家は生き残りを賭けて私募ファンドを結成して債権を回収、再起を試み暗躍する。 そんな時「偶然」梔子ユメがネフティスから100万円で鉄道施設使用権を購入する契約書類が見つかった。 ユメ先輩の残した痕跡が突如現れたことにホシノは戸惑い一晩の猶予…
紛争調停委員たちの自己の有用性に関する話。委員長アヤメが不在となり空中分解した委員会を救え! 百鬼夜行連合学院において学園の治安を守り対立する双方の言い分を聞いて和解させるのが調停のおしごと。 委員長アヤメを筆頭に副長ナグサ、武力のレンゲ、参謀のキキョウ、名家のユカリは日々を謳歌していた。 だがアヤメは姿を消し副長のナグサは後継を拒否、委員会が麻痺した所で学園は災害の危機に遭遇してしまう。 残った委員たちは奮闘するも危機に対して何ら有用な対応はできず、それでも危機は収束したのであった。 これにより自分たちは何のために存在しているんだ?自分たちがいなくても良いのでは?と存在意義に駆られる。 幹部…