Helen Mirren 女優、俳優、監督
Helen Mirren: The Biography of Britain's Greatest Actress
Helen Mirren: Prime Suspect: A Celebration
Helen Mirren: The Biography
第一容疑者 DVD-BOX
Coming Through [VHS]
*1:allcinemaONLINEではIlyena Lydia Mironoffとしている
一条真也です。東京に来ています。ブログ「アンネ・フランクと旅する日記」を観終えた後、別の観たかった映画がレイトショー上映されていたので、これも観ることにしました。「ゴヤの名画と優しい泥棒」です。次回作『心ゆたかな映画』執筆の参考になる気がしたからですが、いつもながらイギリスの裁判制度に違和感はおぼえた(なぜ、裁判官たちは変なカツラをつける?)ものの、心温まる佳作でした。 ヤフー映画の「解説」には、「1961年にイギリス・ロンドンのナショナル・ギャラリーで起きた絵画盗難事件に基づくコメディー。60歳のタクシー運転手が、盗んだ絵画を人質にイギリス政府に身代金を要求した事件の真相を描く。監督は『ノッ…
「ペイド・バック」(原題: The Debt、2010)を見る(日本は劇場未公開)。監督は「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン。2007年のイスラエルの映画「ザ・デット 〜ナチスと女暗殺者〜」のリメイク。 スパイサスペンス映画で、三度の飯より「スパイ映画」というguchさん向けの映画だった。 出演は「クイーン」のヘレン・ミレン「アバター」のサム・ワーシントン「ミッシング 〜50年前の記憶〜」のジェシカ・チャステイン、キアラン・ハインズ、トム・ウィルキンソン、マートン・チョーカシュ、イェスパー・クリステンセンなど。 ・・・ 1966年、モサドの工作員レイチェル(ジェシカ・チャステイン)…
「ANNA/アナ」(原題:ANИA、2019)を見る。米仏合作のスパイ・アクション映画。監督は「レオン」のリュック・ベッソン、出演はロシアの178センチのスーパーモデル、サッシャ・ルスと「クイーン」のヘレン・ミレンなど。暗殺者という裏の顔を持つファッションモデルの女性の闘いを描く。 サッシャ・ルスは新星女優ということだが、天涯孤独な暗殺者をクールに演じ、そのアクションシーンも凄すぎる。 太い額縁メガネにウィッグで見た目でヘレン・ミレンと気付かなかったが、KGBの長官にまで上り詰める冷徹な女を演じている。 アナは「レオン」の20年後の姿か「ニキータ」のような凄腕の女殺し屋といった印象。モスクワ、…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ヒッチコック」(2012)です。 成功作となった「北北西に進路を取れ」を完成後、ヒチコック(アンソニー・ホプキンス)の次作は、いつものように洗練されたサスペンス映画ではなく、もっと猟奇的な吐きそうになる作品「サイコ」を製作しようとする。が、パナマウントは出資しなく、彼は自分の邸宅を抵当に入れ映画を取り上げるのだが、配給側からの評価は芳しくなく、妻アルマ(ヘレン・ミレン)のアドバイスを入れて、何とか完成版を作り上げるのだが… 劇場でこの作品を見た時、妻アルマの存在がこんなに大きいのだろうかととても大きな疑問を持ちま…
いつだって未来に乾杯 2019年、アメリカ ビル・コンドン監督 英国の名優二人、ヘレン・ミレンとイアン・マッケランの繊細な演技で、まるで芳醇なワインのような味わいだった。 2009年のロンドン、老詐欺師のロイはインターネットの出会い系サイトで資産家の未亡人ベティと知り合う。もちろん狙いはベティの300万ポンドに近い財産だった。ベティは出会った時からなぜかロイを信頼し、一緒に暮らすようになる。 ロイはいかにも人のよさそうな老紳士だったが、チャリング・クロス駅では平然と男を殺す冷酷な男だった。 しかしベティも孫のスティーブンと組んで何か企んでいるようだった。やがて私たちはロイもベティも詐欺師であり…
映画「ロング, ロングバケーション」をテレビで観たので、レビューします! 【ロング, ロングバケーション - Wikipedia 】 ロング, ロングバケーション The Leisure Seeker 監督 パオロ・ヴィルズィ(英語版) 脚本 パオロ・ヴィルズィスティーヴン・アミドン(英語版)フランチェスカ・アルキブージフランチェスコ・ピッコロ 原作 マイケル・ザドゥリアン(英語版)『旅の終わりに(英語版)』(東京創元社) 製作 マーティ・イーライ・シュウォーツファブリツィオ・ドンヴィートマルコ・コーエンベネデット・アビブ 製作総指揮 アレッサンドロ・マスケローニドヴ・ママンダニエル・カンポス…
復職疲れと『ゲーム・オブ・スローンズ』の一気見で、2月は更新が滞り気味でした。週明けは同僚がシーズン8を持ってくるはずなので、今のうちに(?)書きまくってます。3月はそれなりに体力も戻ってきましたが、別の体調問題が浮上しましてね……。ヘレン・ミレンに元気がもらいたくて『RED/レッド』です。 ウォーレン・エリス&カリー・ハマーの同名グラフィック・ノベルを、ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレンの豪華共演で映画化したアクション・コメディ。かつてCIAの工作員だったフランク、ジョー、マービン、ビクトリアの4人は、内部機密を知りすぎているという理由でCIAの暗…
映画「グッドライアー 偽りのゲーム」をDVDで観たので、レビューします! 【グッドライアー 偽りのゲーム - Wikipedia】 グッドライアー 偽りのゲーム The Good Liar 監督 ビル・コンドン 脚本 ジェフリー・ハッチャー(英語版) 原作 ニコラス・サール『老いたる詐欺師』(早川書房) 製作 ビル・コンドングレッグ・ヨーレン 製作総指揮 リチャード・ブレナーアンドレア・ジョンストンアーロン・L・ギルバートジェイソン・クロースアンジェイ・ナグパルジャック・モリッシーニック・オへイガン 出演者 ヘレン・ミレンイアン・マッケランラッセル・トーヴィージム・カーター(英語版) 音楽 カ…
グッドライアー 偽りのゲーム ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray] 発売日: 2020/06/03 メディア: Blu-ray ヘレン・ミレンのファンです。 素敵に年齢を重ねて 威厳すら感じる彼女が大好きです。 イアン・マッケランとの共演作品🎬 ただの詐欺男を逆に騙してやろうと そう言う映画かと思ったら、 更に深いストーリーがあったとは… ラストまで飽きることなく観ました。 家族を壊され、自分自身を壊され、 素知らぬ顔でぬけぬけと生きていたら そりゃ復讐しますよね… 特にあの時代に生き抜いてきたら 根性も腹も据わっています。 家族全員を殺されたも同然の罪。 生きていられただ…
2020/08/19 シネ・リーブル池袋 女王陛下って、毎週火曜日午後6時半から 20分ぐらい首相とお話するっていう 不思議な伝統?慣習?があったんですね。 初めて知りました。なんか優雅...、とか思って観てたらそんなに優雅でもない笑。前口上的な宮廷の人の、 いかにも王室仕えな話し方に合わせて、 後ろでちょこちょこセットが用意されるのが、 あまりにも几帳面なので、初っ端から ちょっと思わずクスッとなったりしました。 (もちろん観客いじりも忘れない笑)それにウィルソン首相とか、繊細な茶器を 上手く扱えないからって、 角砂糖手づかみはヤバいでしょ笑笑。 どこに行ったんだ、紳士の国は笑笑。とにかくあ…
『ワンダー 君は太陽』原題:"Wonder"製作年:2017年製作国:アメリカ合衆国 作品について Amazon 感想 キャスト スタッフ 作品について スティーヴン・チョボスキー監督・脚本(共同)。 R・J・パラシオの児童文学が原作。エグゼクティブプロデューサーも務めた。 www.holp-pub.co.jp デヴィッド・ホバーマンとトッド・リーバーマンのプロデューサーチーム。マンデヴィル・フィルムズ製作。 カミングオブエイジ・ドラマ映画(coming-of-age drama film)。 スピンオフ映画 "White Bird: A Wonder Story" が2022年10月14日に…
チリの赤ワインの「マプ・グラン・レゼルヴァ・カリニャン(MAPU GRAN RESERVA CARIGNAN)2020」 (写真はこのあと豚三枚肉のグリル) フランス・ボルドーの5大シャトーの1つ、シャトー・ムートンを所有するロスチャイルド社がチリで手がけるワイン。 ブドウ品種のカリニャンはスペインのアラゴン州カリニェナを原産とする赤ワイン用の黒ブドウで、乾燥した温暖な気候を好む晩熟のブドウ品種という。きっとチリの気候風土にもピッタリなのだろう。 ワインの友で観たのは、民放のBSで放送していた映画「マリアンヌ」。 2016年の作品。 原題「ALLIED」 監督ロバート・ゼメキス、出演ブラッド・…
bs.tbs.co.jpグラフィックノベルを原作に、『フライトプラン』(2005)でハリウッドへ進出、近年では『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2020)を監督したロベルト・シュヴェンケによる作品。 CIAから引退し、隠居生活を送っていた男フランクが、突如暗殺のターゲットにされたことから黒幕を追うようになる姿が描かれます。 主演は最近、俳優業からの引退を宣言したブルース・ウィリス。 元CIAとしてハードボイルドな性格、スタイリッシュなアクションを炸裂させる主人公の姿は、ブルースの魅力を最大限に発揮しています。 他にも、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレン、ジョン・マルコヴィッチらベテラ…
220504 F9 (原題はこのようにそっけない。もともとFAST & FURIOUSが原題ゆえ、シリーズ9作目ということで)米 2時間23分だが、アッという間。監督:ジャスティン・リン(製作・脚本も共同)、主演:ヴィン・ディーゼル(製作も)、ミシェル・ロドリゲス 他に悪役でシャーリーズ・セロン、端役でヘレン・ミレン、クレジットなしのカメオ出演では、エンドロールの途中でジェイソン・ステイサムがサプライズ。 いい歳をしてと言われそうですが、このシリーズ、1作目から全部見ています。実に面白いし、よく出来ています。 主役の二人、ドムとレティーは、息子と静かに田舎暮らし。そこへドム・ファミリーである仲…
アンソニー・ホプキンスのヒッチコックはハンサムすぎますよ。映画だから仕方ないけど。 興味あるかな、どうかなやめようかなとずっと思いながら観てしまいました。 私もまあ映画好きとして普通程度にはヒッチ映画は観てきました。特に『サイコ』は特別な作品だと思っていますし他の作品も映画史を変えた監督であるのは間違いないです。 そのことはもう解っているしヒッチの私生活を知りたくもないし、ヒッチという男性が素晴らしい人格者ではないことももう知っているのにまた観る?という気持ちでした。 もちろん主演アンソニー・ホプキンスがヒッチコックで妻のアルマをヘレン・ミレンが演じていたからこそ最後まで観れたのでありましょう…
2020年 イギリス 95分監督:ロジャー・ミシェル出演:ジム・ブロードベント、 ヘレン・ミレン 名画盗難の真相。 ★★★ ゴヤの名画「ウェリントン公爵」は、実際に1961年に盗難事件に遭い、当時のイギリス中で大きな話題になった。この映画はその事件の顛末を元に作られている。こんな珍妙な盗難事件が本当にあったとは、驚いてしまう。 ロンドンに住むケンプトン(ジム・ブロードベント)は人は好いのだが、独りよがりのところがある理想主義者。おまけに超おしゃべり。周りの人は、ちょっと迷惑がっている?で、仕事も長続きせず、自分は作家気取りで妻ドロシー(ヘレン・ミレン)に頼りきった生活をしている。 そんなケンプ…
ゴヤの名画と優しい泥棒 75点2022年4月16日 塚口サンサン劇場にて鑑賞出演:ジム・ブロードベント ヘレン・ミレン フィオン・ホワイトヘッド マシュー・グード監督:ロジャー・ミッシェル 妻が観たいというので塚口サンサン劇場へ遠征(と言うほど遠くはないが)。休日の劇場にはかなりの人が戻ってきているが、ミニシアターは元々あまり混んでいないせいか、快適に鑑賞できた。 あらすじ ケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)は妻と息子の3人暮らし。BBCの受信料支払いを拒否しているかどで、時折取り立て人がやって来る。ケンプトンは自分以外の孤独な老人たちの慰めとなるテレビの受信料を何とかしたいと思い、…
このエントリは、2020年11月にアップしたものの再掲である。 ----------------- 【後日追記】この件についてのエントリはカテゴリでまとめて一覧できるようにしてあります。【追記ここまで】 今回も引き続き変則的に。今日は英文法解説なしです。 時事通信の誤訳について指摘した昨日のエントリは、当ブログには非常に珍しいことに、はてなブックマークのトップページの上の方に表示されるくらいに多くの注目を集め、ブコメもたくさんいただいた。 今回はそれに対する「お返事」的なもの、兼、事態発生から時間が経過してまたもや別のカオスが生じている感じなので、改めて確認というか整理的なことを書きたいと思う…
Youtubeムービーより抜粋 ドミニクはレティと幼い息子のブライアンの3人で静かに暮らしていたが、ある日仲間のピンチの知らせを聞く。ローマンら"ファミリー"と合流したドミニクは、現場で世界中のコンピュータ・システムを操る装置を見つけるが、突如襲撃者が現れ、装置を奪っていったのはなんと弟のジェイコブだった。凄腕の殺し屋で一流ドライバーであるジェイコブは、実は某国の独裁者組織の一員で、ドミニクたちは世界を震撼させる陰謀を止めるため動き出す。対立する兄と弟...明かされるドミニクの過去...果たしてファミリーの運命は?! 以下ネタバレ注意
ペイド・バック です。 特殊部隊モサドの作戦は、元ナチスだった医師を拉致し、 裁判を受けさせることだった。 この作戦から30年、標的のる医師が再び現れたことを知った工作員は。。 工作員にジェシカ・チャスティン、30年後はヘレン・ミレンが演じています。 二人共好きな部類の女優さんですね。 ただ、30年後誰が誰かよくわからなかったです。 主人公でこそわかりますが! ★★★★4.0
やはり女刑事さんだって大活躍しているので投稿しない訳にはいかんだろう、、でも数多くの犯罪モノを映画やTVドラマで見て来ているがイチオシで思いつくのは一人だけ、その次に出て来る人がなかなかいないのだ。 映画からは唯一、コレだっと言う彼女が一人いるのだが正確にはFBIの捜査官なので連邦の職員となり所轄の警察官とは違う、。でもやっぱり第一人者かな?それはクラリス・スターリングを演じたジョディ・フォスターだ。 彼女が新米捜査官だった時に遭遇するのがハニバル・レクター博士、映画は”羊たちの沈黙”である。映画が制作、公開されたのが1991年でジョディは当時31歳、劇中の設定ではもっと若いハズだが元より初々…
" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">映画日誌’22-10:ゴヤの名画と優しい泥棒 introduction: ロンドンにある美術館ナショナル・ギャラリーで実際に起こった、ゴヤの名画「ウェリントン公爵」盗難事件の知られざる鵜真相を描いたコメディドラマ。『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェルが監督を務め、本作が長編劇映画の遺作となった。主演は『ムーラン・ルージュ』『アイリス』などの名優ジム・ブロードベント、『クィーン』などのヘレン・ミレン、『ダンケルク』などのフィオン・ホワイトヘッドのほかマシュー・グードらが出演す…
ロンドン・ナショナル・ギャラリーで、ある絵画が盗まれた。ゴヤの「ウェリントン侯爵」。1961年のことだ。この絵画は現在の貨幣価値で5億円近くの値がついていた。警察は国際的窃盗団の犯行と断じたが、届いた脅迫状には「絵を返してほしかったら年金受給者のBBCの受信料を免除しろ」と書かれていた。ん?受信料?…実はひとりの市井の老人の仕業だったのだ。実話である。 犯人のケンプトン・バントンは、奥さんと次男の3人暮らし。次男は仕事をせず、父親の「受信料免除の署名活動」などを手伝っているようだ。ほとんど誰も署名しないのに、机の前にぼーっと立っている二人の姿も実におかしみがある。 ある時ケンプトンは、受信料不…
先々週の日記です。3万9千字くらい。 『マザリアン』(傑作!)を読み、Webで全編読める読切『峯落』(傑作!)の読者・事物への配慮と作品の演出との結びつきぶりを読み、岡田索雲を追おうと決めたり。伴名練編『触手・ゴリラ女房・ビキニアーマー傑作選』(非実在)に笑ったりした週でした。 ※言及したトピックについてネタバレした文章がつづきます。ご注意ください※
映画 happinet-phantom.com 『ゴヤの名画と優しい泥棒』監督/ロジャー・ミッシェル脚本/リチャード・ビーン、クライヴ・コールマン主演/ジム・ブロードベント、ヘレン・ミレン うっそ、ちょ、ヘレン・ミレン!?!?というのが、最初の感想です。もうこれで終わってもいいくらいです(ダメです)。ヘレン・ミレンといえば『RED』シリーズでのスゴツヨ英国淑女スパイが大好きなので、こんなちょっと怖いけど平凡な老年の奥さんという役を! あの! ゴリゴリスパイの! ヘレン・ミレンを!!!いやあ、ビックリしましたよ。驚いたわ。ヘレン・ミレンだよ!? ねえ!?と終わった瞬間、スパダリをバシバシ叩きまし…