大学院において指導教官選びが重要である事は言を俟たないだろうが、集団指導のイメージが強いアメリカにおいても、その事は変わらないと思う。Dissertation Committee(博士論文委員会)を構成する3,4人の中にもChair(委員長)はいるし、Dissertation Committeeを構成する前の段階においても、仮の指導教官がいたり2nd-Year Paperで中心的にお世話になる先生はいたりするので、日本やイギリス等のように正指導教官はいた上で、副指導教官が途中から2,3人加わるというイメージである。 そこでどのように指導教官を選ぶべきかという事が問題になるが、まず正副関わらずD…