以前、東京交響楽団の演奏会で、田園を聞きました。ベートーベンの闘争的性格に終止符を打った交響曲であるといわれています。田園はとても有名な曲なので、その旋律は誰でも聴いた事があると思います。 パンフレットを見て第一楽章から第五楽章までのストーリを知り、より鮮明に曲のイメージをもてました。交響曲のストーリーは物語のようで、すべての事象には起承転結があるのを改めて確認することができました。第一楽章は、田園に着き、その広がりのなかで気持ちのよい、そして快活な感情を表す。第二楽章は、小川がながれていてそのほとりの情景をほうふつとさせバスの音、そして風をバイオリンで表現。ほんとうに嵐にあった、そして雷がな…