フジテレビの人気言葉遊び番組のこと。
1992年10月の番組開始当時(水曜19時30分)は「タモリのボキャブラ天国」のタイトルからわかるとおり、タモリが司会だった。
それをフォローするようにヒロミが盛り上げた。
最初は視聴者からのボキャブラ(言葉遊びをした些細なネタ)を募集し、ビデオ撮影で名もなき俳優がそれを演じた。(タモリ倶楽部の空耳アワーに類似するが、空耳アワーは洋楽の空耳であり、ボキャブラ天国は日本語の組み換えであった。)
番組開始1年で一旦休止。その半年後に「タモリのSuperボキャブラ天国」として水曜22時に復活。
そして、中盤に差し掛かり、売り出し中の若手芸人登用し、ランキング制を取る「ザ・ヒットパレード」がスタート。
後半にはビデオ撮影をやめ、若手芸人のみの「タモリの超ボキャブラ天国」にタイトル変更。
その頃、タモリがその番組に嫌気が指し、自ら降板。
その後は深夜枠へ移動し、谷村新司、ヒロミが司会を務めた。タイトルは「新ボキャブラ天国」。
一度「黄金ボキャブラ天国」としてゴールデン(火曜20時)に戻った。その後「家族そろってボキャブラ天国」へ改名。
タモリ降板後も、ご意見番であった大島渚は審査員として残ったのだが、結局降板した。
人気が低迷すると同時に若手芸人の人気が上がるとともに予算削減で再び深夜枠へ移動。
「続!ボキャブラ天国」と番組タイトルを変え、最後は「歌うボキャブラ天国」。
若手芸人のつまらない勢いだけのギャグ番組に終わり、そして1999年終了した。
しかし、この番組のおかげで人気を確実に得たお笑い芸人もいた。
爆笑問題
ネプチューン
アニマル梯団(おさる(現モンキッキー)&コアラ(現ハッピハッピー。))(今は活動休止中)
海砂利水魚(現:くりぃむしちゅー)
キャイ〜ン
ロンドンブーツ1号2号
など。
あの江頭2:50がかつてコンビ「男同志」で活躍したのもこの番組。