吸血鬼の仮面 (「名探偵オーウェン・バーンズ」シリーズ 5)作者:ポール・アルテ行舟文化Amazon 吸血鬼の仕業としか思えない事件の数々。 それを現実の事件として解き明かす。 そんなことをやってるわけなので、相変わらず突っ込みどころは満載。 トリックも回りくどいし、わかりにくいし。 でも、やりたかったんだから、しょうがない。 そう思わせてくれるのが、やはりアルテ。 まぁアルテをハウダニット軸で評価しても意味が無い。 しょぼかったり、へなちょこだったりするのが、 アルテのデフォルト。 それで何を成立させるのかが重要なので、 これはもうこれで良いのだ。 へぼくて凄いアルテ節が今回も堪能できたじゃ…