高度経済成長期に建設され、私たちの社会を支えてきた橋やトンネル、高速道路。それらのインフラが一斉に高齢化し、その維持管理が国家的な課題となっています。私たちは、巨大なコンクリート構造物を、どのように診断し、治療し、未来へと引き継いでいけば良いのでしょうか。この難題に、最先端の技術を武器に挑む「コンクリートのお医者さん」とも言うべき専門家集団がいます。 今回は、大阪に本社を置き、インフラメンテナンスという巨大市場で急成長を遂げる、株式会社CORE技術研究所の決算を読み解き、その高い技術力と収益性の源泉に迫ります。 【決算ハイライト(12期)】資産合計: 1,654百万円 (約16.5億円)負債合…