英語で「独占」を意味するボードゲーム。
アメリカ・ニュージャージー州のアトランティックシティに実在する通りの名前(一部除く)が付けられた盤上を回り、資産を増やしていく。
サイコロ2個を振って進み、止まった土地の権利書を購入したり、土地の所有者がいればレンタル料を支払ったりする。
このゲームの特徴はプレーヤー間での交渉で、権利書の売買や交換を行うことが可能である。
交換や売買によって同じカラーの土地を独占することで、そのカラーグループのレンタル料が倍になり、より高いレンタル料を取れる家やホテルの建設が可能になる。
このようにゲームを進めていき、レンタル料が支払えなくなると破産となりそのプレーヤーは負けとなる。
最終的に残った1人のプレーヤーが勝者となる。
日本選手権や世界選手権も開催されており、1988年と2000年には日本人が世界チャンピオンになっている。
モノポリーは1930年代にアメリカで一般発売され、1960年代に日本ではなやまが初めて発売、現在はタカラトミーが版権を保有している。
各国でその国の地名に合わせたローカル版が作られており、日本でも全国各地の地名を使ったもの(モノポリージャパン)が販売されている。
近年ではご当地版モノポリーとして、秋田県版、大阪版、横浜版、大河ドラマ50のご当地版、會津版、大阪環状線版が発売されている。