半導体不足に始まり、資源高、サプライチェーン(供給網)の混乱と言われて長い時間を経つが一向に正常化する兆しが見えない。 脱炭素に、異常気象、地政学リスクの高まりなど様々な要素が加わっていることが問題を複雑化させているのだろう。 正常化する海運? そんな中、世界最大級の海運会社APモラー・マースクが、サプライチェーンの問題は数カ月後には正常化している可能性があると示唆したという。 海運、物流の混乱もその要因のひとつだった。船は荷揚げできずに港の外で長く待たされ、コンテナが不足するようになった。その悪影響が収まることは吉報になるのかもしれない。 インフレ押し上げる供給制約、下期には緩和見通し-海運…