[Montin Lupa] フィリピン、マニラの南24キロメートルに位置する都市。太平洋戦争後、日本人戦犯が服役した刑務所がある。三省堂提供「大辞林 第二版」より
[Montin Lupa]
フィリピン、マニラの南24キロメートルに位置する都市。太平洋戦争後、日本人戦犯が服役した刑務所がある。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
流行歌手・渡辺はま子の戦犯たちとの交流、ヒット曲「モンテンルパの夜は更けて」を受けて、フィリピン大統領による戦犯減刑・釈放という、劇的なドラマの舞台となった。
よく知られている室生犀星の「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しく歌ふもの」は、『小景異情』という詩の「その2」にあり、望郷の詩句の代表ともいえる。人は年老いるほど、故郷への思いが強くなるのかもしれない。このブログで何度か紹介した『今しかない』という小冊子がある。最近届いた第4号は、「故郷」を特集し、それぞれの故郷への思いとともに、幼いころの光あふれた時代を浮かび上がらせている。 この小冊子は、埼玉県飯能市の介護老人保健施設・飯能ケアセンター楠苑(1997年6月2日開設、定員98名)石楠花の会発行の『今しかない』(編集・齋藤八重子、滝谷淳子、浅見京子、顧問・大島和典)。2020年5月に創…
不自由の考察 妙な国である。 国体を構成する「宮内庁」という公的機関が、広く一般国民から「短歌」を募り、「歌会始」と称して一陽来復の新春を寿ぎ、歌の腕前を競い合うという。 世界広しと言えども、これほど優雅に春を祝う国は有るまい。 歌会始と聞くと、僅かながらも胸をざわつかせるものが有る。 皇居歌会始とは比べるべくも無いが、我が父は半世紀もの間、市の広報に愚にもつかない「川柳」を投稿し続けて悦に入っている。 そのくだらなさで一頭群を抜く出来栄えに、家族は都度肝を冷やし、思い止まるよう説得するが、既に耳は遠く、独断と専行は続くのである。毎月、「市報」の配布から暫くの間、近隣の目は冷たい。(-ω-) …