若いころ、会社組織のコミュニケーションをもっとオープンにするべく、社内グループウエアを導入する推進役を任されたことがあります。その会社は伝統的な大企業です。社会的なブランドイメージもいいのですが、中身は非常に古風な会社でした。個々の社員は能力よりも学歴を重視される傾向が強かったように思います。社員は上司からの指示を待つばかりで、組織は硬直化してました。社員数は多いのですが、その割に売上が大きくなく、労働生産性も低いのは、伝統にあぐらをかいていた組織文化にあると見られてました。その状況を打破するため、グループウエアの活用が期待されたのです。会社は、Microsoft Exchange Serve…