タイトルは”Salt and Tears”。 相撲に情熱を注ぐ女子を追った物語、と書かれており、なるほど土俵には塩と泪と、そして汗が染みこんでいるだろう。 被写体は女性力士の『阿部なな』。けいこ場での、試合会場での、真剣で力強いまなざし。そして彼女を支える多くの人々とのふれあい。 女性力士の数は日本国内で四桁ほどと聞く。 古来からある格闘技の割には随分と少ない印象。 ただ階級制を設けるなど、スポーツとしての側面を強く打ち出している、とも。 会期は~11月9日(木)まで。