【富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1】での展示。 受賞者は『藤原昇平』と『星野藍』の二名。 『藤原昇平』の作品は〔東京オアシス〕。 新宿区に在る、都内の大規模団地の先駆け「戸山ハイツ」に長期間通い、住人たちをルポしたもの。 御多分に漏れず当該所でも高齢化の波は押し寄せ、前回訪問時には居た人が、今回には亡くなったり施設に入所したりとの変遷を目の当たりにする。 それでも地域の住民たちは力強く、また長年の絆を礎に暮らしている。 そこに明日への仄かな希望を見る。 『星野藍』の作品は〔赤き星が落ちた世界 ソビエト連邦崩壊の残響〕。 旧ソ連の主要構成国を回り、イマイマの状況を写す。 被写体となって…