今年もなんとか招待券を入手できたので会期最終日の前日に駆けつける。 ちなみに一般の入場料は400円。 場内の人の入りはぱらぱらで、ストレスなく鑑賞できるのは嬉しい。 そして今年は例年以上に好みの作品が多かったことも滞在時間が長くなったことの背景。 「江上ゆか 審査員賞」の『中野ともよ』による〔スイカ〕。キャプションを読むと、なるほどスイカ割りが想起される。 記憶の片隅に在る、楽しいひと時をカンバスに再現すればこうなるのだろう。 『天野トロイカ』の〔既視感〕は『ハンマースホイ』を個人的には想起させる。勿論、それほど病的ではないにしろ。 同じように『小澤幸歩』の〔Sunshine〕では〔オランピア…