ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。 Koninklijk Concertgebouworkest(蘭)、Royal Concertgebouw Orchestra(英)、略称 RCO。
1888年に設立されたオランダのオーケストラで、 1989年に王室から「Royal」の称号を贈られて改名するまでは 「アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団」と名乗っていた。
Ludwig Van Beethoven [1770-1827] Introduction 作品紹介 概要 特徴 影響と評価 今回取り上げる演奏 演奏者の紹介 ヴォルフガング・サヴァリッシュ 経歴と功績 音楽スタイルと評価 レパートリーと得意分野 NHK交響楽団との関係 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 音色の特徴 国際的な評価 レパートリーと伝統 指揮者 国際的な活動 演奏の分析 ヴォルフガング・サヴァリッシュ:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 第1楽章:Allegro Con Brio 第2楽章:Andante Con Moto 第3楽章:Allegro 第4楽章:Allegro 演奏…
今週はアーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による未発表放送録音集の完聴記シリーズの最終回、Vol.10(CD15)の投稿となります。 曲目・演奏家・録音データは以下の通りです。 CD15 ・メンデルスゾーン:真夏の夜の夢 Op.21&61 ソプラノ:ユリア・クライター(ソプラノ) アルト:エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト) ナレーターゲルト・ベックマン(ナレーター) オランダ室内合唱団(合唱指揮:クラース・ストック) 録音時期:2009年4月26日 アムステルダム、コンセルトヘボウ 1990年代初頭にもヨーロッパ室内管弦楽団とライヴ録音しています。その時も恐らく今回と同様に…
今週はアーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による未発表放送録音集の完聴記シリーズVol.9(CD14)の投稿となります。 曲目・演奏家・録音データは以下の通りです。 CD14 ・ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 WAB104「ロマンティック」(1874-78/80項稿) 録音:1997年4月3日 アルステルダム・コンセルトヘボウ ・J.シュトラウス:ワルツ「美しき青きドナウ」Op.314 ・J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」~三重唱「ひとりになるのね」 ・J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」~アリア「故郷の調べは」 ソプラノ:マグダ・ナドール/アーリーン・オジェー バリトン…
今週はアーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による未発表放送録音集の完聴記シリーズVol.8(CD13)の投稿となります。 曲目・演奏家・録音データは以下の通りです。 CD13 ・ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 Op.70 ・同曲リハーサル断片 録音:1998年3月20日 リハーサル 3月16日~17日 アルステルダム・コンセルトヘボウ リハーサル断片が約27分も収録されたディスクです。 同年12月にも第7・8番の交響曲もライヴ録音しておりディスク化されております。 第1楽章から劇的なストーリー性を感じさせる音楽で、チェコ民族に対する応援歌のようにきこえる交響曲に感じます。冒…
今週はアーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による未発表放送録音集の完聴記シリーズVol.7(CD12)の投稿となります。 曲目・演奏家・録音データは以下の通りです。 CD12 ブラームス:悲劇的序曲 Op.81 録音:1996年5月12日 ブラームス:交響曲第3番へ長調 Op.90 録音:1996年1月20日 ドヴォルザーク:聖書の歌 Op.99 クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン) 録音:2004年11月28日 ブラームスの「悲劇的序曲」から―重々しく厚ぼったく演奏され、いかにも「悲劇的」を強調・意識させるような演奏が多いですが、やっぱり新しいきき方の提示になっています。と…
今週はアーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による未発表放送録音集の完聴記シリーズVol.6(CD11)の投稿となります。 曲目・演奏家・録音データは以下の通りです。 CD11 ・シューマン:「マンフレッド」序曲 Op.115 ・シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 Op.38「春」 録音:2004年5月2日 アムステルダム・コンセルトヘボウ ・シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」 録音:2004年11月28日 アムステルダム・コンセルトヘボウ オール・シューマンのディスク。交響曲はヨーロッパ室内管弦楽団と90年代半ばに全集のライヴ録音を残しています。 「マンフレ…
Introduction ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 オイゲン・ヨッフム:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 第1楽章:Introduktion. Adagio - Allegro 第2楽章:Adagio. Sehr langsam 第3楽章:Scherzo. Molto vivace (schnell) - Trio. Im gleichen Tempo 第4楽章:Finale. Adagio - Allegro moderato Introduction いつもは作品の解説という位置付けであり、内容を記した「(その1)」を参照されたいのでその記事を貼るだけで済ませている。 しかし、…
Introduction ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 ウォルフガング・サヴァリッシュ:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 第1楽章:Allegro Con Brio 第2楽章:Andante Con Moto 第3楽章:Allegro 第4楽章:Allegro Introduction ベートーヴェンの交響曲は全て名曲であると思う。中でもこの「交響曲第2番ニ長調作品36」はニ長調の朗らかな陽気と第2楽章の甘美な美しさが備わった作品である。「交響曲第2番ニ長調作品36」は1801年〜02年に作曲されたとされているが、ベートーヴェンが自分の聴覚の以上に気がついたのは1789年頃とされている…
今週はアーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による未発表放送録音集の完聴記シリーズVol.4(CD7・8)の投稿となります。 曲目・演奏家・録音データは以下の通りです。 CD7・8 ・ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123 ソプラノ:マリウス・ペーターゼン アルト:エリーザベト・クールマン テノール:ヴェルナー・ギューラ バリトン:ジェラルド・フィンリー オランダ放送合唱団(合唱指揮:ミヒャエル・グレイザー) 録音:2012年4月25日 ・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21 ・ベートーヴェン:アリア「ああ不実なる人よ」 Op.65 ソプラノ:シャルロット…
今週はアーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による未発表放送録音集の完聴記シリーズVol.3(CD5・6)の投稿となります。 曲目等のデータは以下の通りです。 CD5 ・モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543 ・モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 録音:1991年1月27日 アムステルダム・コンセルトヘボウ CD6 ・モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」 録音:1991年1月27日 アムステルダム・コンセルトヘボウ ・モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415/387b ピアノ:マルコム・フレイジャー 録音:1981年…
「出合いの風景」の全記事の中から、おすすめ記事を厳選してみました。下記リンクをクリックしてみてください。 〈2024年12月更新版〉2024年 コスモスの花の向き 旅の空の下に かすめた思い 鈴木大拙館を訪ねて -金沢市- *大拙の言葉* ただひとりにも波は来る 一期に一会のリフレイン 私のウォーキング *フィールドワークと筋トレ 「いのち」の創る「出合いの風景」 「これからが、これまでを決める」 -明日がない自分だから- 朝日打つ我執空間の飛沫 みんなちがって みんないい -汗と、クレーメルとロリンズと- 花はその花のごとくに咲きあふれ 我が郷土の詩人 金子兜太集(全4巻) 推敲について 大…
第2023回 N響定期公演 Cプログラム(二日目) 今回の演奏会の様に、同じプロググラムで同じ演奏者で行われる時は、通常一回だけ聴くことにしています。オペラ等で何日間も上演される場合、聴きに行って物凄く良かった時などは、新たにチケットが買えれば、例外的に複数回見ることがありました。しかし今回の場合は、全く自分のミスで、同じ演目をまだチケット購入していないと勘違いして、両日のチケットを買ってしまったのでした。これまで聴きに行けなくなった場合などは、知り合いに譲ったり、上さんに行って貰ったりしたことも有りましたが、今回は金、土共に他の予定が入っていなかったし、エストラーダの指揮は将来性が大きいと踏…
第2023回 N響定期公演 Cプログラム このプログラムは、11月15日(金)と11月16日(土)の二日に渡って実施されました。 ◉2024年11月定期公演プログラムについて ~公演企画担当者からの公演情報 これから先、世界の楽壇を担っていくであろう3人が、相次ぎ指揮台に上る。いずれも40代後半、名門オーケストラにポストを持ったり、共演を重ねたりして、着実にキャリアを積んでいる。しなやかで色彩感豊かな山田和樹、明晰で筋肉質なディマ・スロボデニューク、情熱的かつ躍動感みなぎるアンドレス・オロスコ・エストラーダ。それぞれの個性が、得意プログラムとともに味わえる。 オロスコ・エストラーダ N響との初…
Point アニメ『クラシカロイド』第1シリーズのムジークと挿入歌の解説です。対となるムジークの原曲となったクラシック音楽の楽曲も一緒に添えて載せていきます。 クラシカロイド MUSIK Collection Vol.1 1. ClassicaLoid ~クラシカロイドのテーマ~ 2. 情熱について語るべき2、3の真実 ~田園より~ 3. アイネクライネ・夜のムジーク 4. 4.A.M. Nocturne 5. 愛の矢の夢 6. SHALALA 悩んでても解決せん ~くるみ割り人形より~ 7. 皇帝の美学 8. 炎のレクイエム 9. やってらんない気分(Bonus track) 10. 情熱に…
Point アニメ『クラシカロイド』の第2シリーズでムジークとなったクラシック音楽の楽曲を解説します。わかりやすいように、対となるムジークも一緒に添えて載せていきます。 ClassicaLoid presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC No.4 1. 楽劇「ワルキューレ」~ワルキューレの騎行 2. ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」 ~第1楽章:アダージョ・ソステヌート 3. ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」 ~第3楽章:プレスト・アジタート 4. 交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界より」~第2楽章:ラルゴ 5. メフ…
Point アニメ『クラシカロイド』第2シリーズのムジークと挿入歌の解説です。対となるムジークの原曲となったクラシック音楽の楽曲も一緒に添えて載せていきます。 クラシカロイド MUSIK Collection Vol.4 出発進行!!伝説へ ~新世界から第4楽章より~ 無敵のソナタ ~交響曲第7番より~ ラブゲーム大作戦 ~フィガロの結婚より~ 小犬のカーニバル ~小犬のワルツより~ Life is beautiful ~ザ・グレートより~ 雨だれと憂事(うれいごと) 愛の鐘 ~ラ・カンパネラより~ 出発進行!!伝説へ ~新世界から第4楽章より~(Inst) 無敵のソナタ ~交響曲第7番より~…
Point アニメ『クラシカロイド』の第1シリーズでムジークとなったクラシック音楽の楽曲を解説していきます。わかりやすいように、対となるムジークも一緒に添えて載せていきます。 “ClassicaLoid” presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC No.1 1. 交響曲第6番 ヘ長調「田園」作品68 第1楽章 2. アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章:アレグロ 3. 第2楽章:ロマンツェ 4. 第3楽章:メヌエットとトリオ 5. 第4楽章:ロンド 6. 愛の夢 第3番 7. 夜想曲第2番 変ホ長調 op.9-2 8. 子守唄 9. ピアノ協奏曲第5番 第1楽章…
ブルックナー生誕200年を記念し、ワーナークラシックスが誇るブルックナーの名盤をSACDハイブリッドにて発売!※日本のマスタリング・エンジニアによる特別な(ハイレゾ部分を補った)リマスターによるSACD化※SACDハイブリッド※グリーンレーベル仕様 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」ニコラウス・アーノンクール 、 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 タワーレコード Amazon ◆[1878/80年版]ライヴ録音。往年の名指揮者の伝統的なロマンティシズムを排除し、ブルックナー解釈の根底を問い直す「ロマンティック」 【曲目】1 交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》[1878/80年版…
21世紀のモーツァルトを体験しよう! 新しい視点からのモーツァルト 音楽の森のコラムで紹介された新しいアルバムに、私たちの身近にいるモーツァルトが描かれています。最近のリリースとして、マクシム・エメリャニチェフ指揮によるイル・ポモ・ドーロの演奏が注目されています。これは、我々が知っているモーツァルトの曲を新しい視点で楽しむことができる機会です。交響曲第29番や第40番、オーボエ協奏曲を含むこのアルバムは、ただの録音以上のものです。みなさんも、この作品を通じて、モーツァルトの魅力を再発見できるかもしれません。 エネルギッシュな演奏と若々しさ 特に注目したいのは、エメリャニチェフの演奏スタイルです…
音楽の森 - 21世紀のモーツァルト 新たなモーツァルトの発見 皆さん、モーツァルトと言えば華やかで美しいメロディを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?今回ご紹介するアルバムは、マクシム・エメリャニチェフ指揮のイル・ポモ・ドーロによるもので、交響曲第29番、第40番とオーボエ協奏曲が収録されています。エメリャニチェフはロシア出身で、特にバロック音楽を得意とする才能豊かな指揮者。彼の手によるモーツァルトは、まさに新しい解釈と出会うチャンスです。 エネルギッシュな演奏で心を掴む 交響曲第29番は、一般的に明るく典雅な作品として知られており、モーツァルトの若き日々を感じさせる作品です。このアル…
新たなモーツァルトの魅力に触れる モーツァルトと言えば、誰もがその名を知る偉大な作曲家です。その彼の音楽がどれほど多様で、またその解釈がいかに進化しているかを感じさせるのが、今回ご紹介するアルバムです。指揮者マクシム・エメリャニチェフと、古楽器オーケストラのイル・ポモ・ドーロによるこのCDは、交響曲第29番、第40番そしてオーボエ協奏曲を収録しており、まさに“21世紀のモーツァルト”と呼ぶにふさわしい一枚と言えます。 エメリャニチェフのダイナミックな指揮 ロシア生まれのエメリャニチェフは、才気あふれる鍵盤楽器奏者として知られていますが、このCDでは彼の指揮者としての魅力も存分に楽しめます。録音…
21世紀のモーツァルトに触れてみよう 新たな視点で楽しむモーツァルト 皆さん、モーツァルトの音楽にはどんなイメージを持っていますか?彼の作品は、クラシック音楽の中でも特に親しみやすく、しばしば「偉大なる天才」と呼ばれます。しかし、音楽の世界は常に変化していて、21世紀の今、私たちが再発見できるモーツァルトの魅力があるのです。最近リリースされたCD『21世紀のモーツァルト』は、マクシム・エメリャニチェフ指揮のイル・ポモ・ドーロによる素晴らしい演奏を収めています。このアルバムでは交響曲第29番、第40番、そしてオーボエ協奏曲が収められていますが、その音楽の新しさに驚かされます。 活気あふれる演奏が…
21世紀のモーツァルトを聴こう! エメリャニチェフとイル・ポモ・ドーロの魅力 音楽の世界に新たな風を吹き込むマクシム・エメリャニチェフ指揮のイル・ポモ・ドーロが、モーツァルトの魅力を存分に引き出したアルバムをリリースしました。交響曲第29番と第40番、さらにオーボエ協奏曲を収めたこのCDでは、彼の若々しいエネルギーが感じられ、聴く人を虜にします。特に、18歳の若きモーツァルトが生み出した交響曲第29番は、典雅さが際立っており、そのキビキビした演奏に心が躍ります。 若き天才の心意気を感じる演奏 交響曲第29番では、エメリャニチェフの指揮のもと、パワフルでありながらも緻密な演奏が繰り広げられます。…
21世紀のモーツァルトの魅力を再発見する モーツァルトの新しい解釈を求めて 音楽の中で、私たちの心を揺さぶる存在といえば、やはりワルツの王、モーツァルトを外すわけにはいきません。彼が音楽の巨匠と呼ばれる理由はいくつもありますが、最近注目されているのが「21世紀のモーツァルト」という視点です。音楽ライターの柴田克彦氏が紹介する新たなモーツァルトの解釈が、多くの人々に新鮮な感動をもたらしています。特に、マクシム・エメリャニチェフ指揮のイル・ポモ・ドーロによる演奏は、古楽器オーケストラ独特の魅力を存分に引き出しており、その作品の数々は私たちの耳を虜にしています。 若き才能の explosion! 本…