なんとも日本的な結び。 紐やコード、ロープなどでモノを纏めたり固定したりするときは結びが使われる。紐を互いに引き締め合うように絡めることで摩擦抵抗によってその状態を保つことができるのが結びである。言葉で書くとややこしくなるが、日常生活の中ではさまざまな結びが使われている。その姿はシンメトリックなものが多く、造形としてもきれいである。 日本で「叶う結び」と呼ばれている結びはその名のように、その結び中に「口」と「+」が表側と裏側に表れている美しい結び方である。ネットではJapan Square Knotという呼び方も散見される。2本の紐を結合すると言うよりも紐の途中に輪を作る際などに使われている。…