中東の映画と言えば昔、岩波ホールなどで上映するような素朴、牧歌的な作品という印象があったが、このところ現在進行形の中東を舞台とした映画を観る機会が重なった。『灼熱の魂』という映画を観た。この物語はカナダ在住でレバノン出身の女性の、語ることの無かった謎の生涯を、彼女の死後に子供達が辿っていく物語。 レバノンという国について私は何も知らない。知っていることは、レバノンと言えば日産の元社長、カルロス・ゴーンが日本から逃亡した場所。友人の夫さんのご先祖がレバノンの出身でレバノン料理を作ってくれたことなど。このところの中東情勢での代理戦争で混乱状態であること。 この物語の子供達も全く関わることのない場所…