”暑さ寒さも彼岸まで”とはよく言ったもの。 彼岸の務めを果たした昨日も、桜にはちょっと早いものの、モクレンの群生は見事に満開だった。 助常傷無キャップを風に飛ばされないように時折抑えながら仰ぐ山肌一面に、ハクモクレンが舞うように咲いていた。 古い歴史を背負う者の今の在り方を考えさせられることが、いろいろあった。 我が家のトイレのカレンダー、今日の一訓は、”昔は今の鏡”とある。 私ははじめ、”今は昔の鏡”の間違いじゃないのかなと思ったものだが、仏の教えは深い。 全ては内なるものが反映しているのだ、我が心次第なのだ、時の価値は今こそが最大なのだと思い至った。 あー、風さん。 大事なものは既に持って…